無料ブログ
土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ 2012年08月
RSS|archives|admin

ジョン・ロードの事。

2012.08.01 Wed
ジョン・ロード1

 ちょっと前に、元ディープ・パープルのキーボード・プレイヤー、ジョン・ロードが亡くなったというニュースが飛び込んできた。この話、オヤジは結構ショックなのである。
ジョン・ロード2 これまでに何度も書いてきたけれど、オヤジがロックを聴き始めるきっかけとなったバンドがディープ・パープルな訳で、中学生の頃から50歳が近い現在まで折に触れて聴き続けたバンドのメンバーがこの世からいなくなってしまうのは、たまらないモノがある。
 特にディープ・パープルのキーボード・プレイヤーはバンドの長い歴史の中でもジョン・ロード一人だと思っているので、二度と本来のディープ・パープルの演奏が聴けないという事実はオヤジにとってはショックが大きいわけだ。(←実際はキーボード・プレイヤーは一人ではないが、『ジョン・ロードとリッチー・ブラックモアイアン・ペイスが同時に存在しないバンドはディープ・パープルではない!』そうオヤジは考えているので、あえてこう言わせてもらいました。)
ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ 考えてみると、ジョン・ロードというミュージシャンはキーボード・プレイヤーの中では結構異質で、プレイの基礎に非常に色濃くクラシック音楽の影響が見られる。
 1969年にリリースされたディープ・パープルの初期のアルバムに、ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラと共演したものがある。(←正式名称は「ディープ・パープル・アンド・ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ」と言います。)
 ディープ・パープルというと、どうしてもギタリストのリッチー・ブラックモアの個性が前面に出た楽曲を想像してしまうが、「ディープ・パープル・アンド・ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ」のように、初期のアルバムにはリッチーのギターよりも、ジョン・ロードのクラシック的なアプローチが垣間見られる作品が結構ある事を忘れてはならない。
 当時『ロックとクラシックの融合』を試みた、または融合するつもりは無くても、音楽的な地盤がクラシックの為に自然とそう聴こえてしまうようなプログレッシブ・ロックは色々あったが、ブリティシュ・ハード・ロックのバンドが正面切ってクラシックのオーケストラと共演するというのは珍しく、その辺の発想が実にジョン・ロード的で彼の個性であるとオヤジは思っている。
ジョン・ロード3 また、オヤジが中学生の頃は、自分の周りに何台もキーボードを並べてプレイするのがとてつもなくカッコ良く見えたものだが、当時のジョン・ロードの使用楽器は基本的にはハモンド・オルガンのみであり、様々なシンセサイザー等が開発された後にもメインは常にハモンド・オルガンを使用していた記憶がある。
 当然その独特の音色がディープ・パープルというロックバンドの屋台骨を支えていた訳であるのだが、社会人になって数年した時にディープ・パープルのコンサートへ行って、相変わらずハモンド・オルガンをメインで演奏するジョン・ロードを見て、彼の音楽に対する個性とこだわりを垣間見たような気がして非常に心強く感じたことを覚えている。
 今、この原稿を書きながら、彼への追悼の意味も込めて大好きなディープ・パープルのアルバム「ライヴ・イン・ジャパン」を流している。
ライヴ・イン・ジャパン まぁ、これまで何回聴いたか分からないアルバムだが、ジョン・ロードの最盛期の火の出るような演奏の中に、彼の確固たる存在感がひしひしと感じられ、「ライヴ・イン・ジャパン」は数あるディープ・パープルのアルバムの中でも最高峰の1枚だと思っている。特に彼のアドリブ部分の上手さが光る「ハイウェイ・スター」と「レイジー」には正直涙が流れそうになってしまった。
 『ジョン・ロード氏、死去』なんて見出しをYAHOOニュースで見かけた時は、
「そうか・・・残念だなぁ・・・。」
 そんな感想しか持たなかったが、このアルバムを聴くと、
「ミュージシャンてのは、曲を聴いて初めてその存在の偉大さと個性を感じるもんだ・・。」
そう実感させられる。
 そして今「ライヴ・イン・ジャパン」を聴けば聴くほど、自分がこれまでに聴いてきた音楽の基礎の一部が死んでしまった事が現実味を帯びて感じられ、
「自分の中の一つの時代が終わってしまった事をキチンと受け止めなくては・・・。」
 そんな事を思うのだ。
 ジョン・ロード氏のご冥福を心からお祈りしたい。

Deep Purple Live In Japan - Highway Star


Deep Purple Live In Japan - Lazy


 
[Music Deep Purple]

 ブログランキング にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ にほんブログ村 音楽ブログへ

Theme:音楽的ひとりごと | Genre:音楽 |
FC2タグ : ディープ・パープル ジョン・ロード ライヴ・イン・ジャパン ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ |
Category: 憧れの巨匠話 | Comment(4) | Trackback(0) | top↑ |

松本伊代の「センチメンタル・ジャーニー」を聴いてみた。

2012.08.04 Sat
センチメンタルIYO 先週の土曜日に部屋で古いカセットテープを眺めていたら、信じられないテープを発見した。松本伊代のデビューアルバム「センチメンタルIYO」なる1枚だ。
 正直言ってこういうものを発見すると恥ずかしさで体が熱くなる。いいかげん真夏で暑いのに、冷や汗なのか何なのか分からないが、必要以上に汗をかく事になるのだ。
「こんなテープに見覚えはありませぬ!」
 なんて言うのは簡単だが、残念ながら大学生の時にレンタル・レコード店でこのアルバムを借りてダビングした事をしっかり覚えている。
「んじゃぁ、何でそんなものレンタルしたのよ?」
 そう言われそうだが、まぁ聞いて欲しい。
 実は、オヤジはこのアルバムに収録されてる彼女の大ヒット曲「センチメンタル・ジャーニー」が好きなのだ。当時、初めてこの曲を聴いた時、
「お!コレ名曲だぞ・・・。」
 密かにそう思った事を覚えている。
 オヤジの場合、アイドルは決して嫌いじゃないけれど、当時のオヤジの意識は楽曲では松田聖子、ビジュアルでは小泉今日子という路線が主であり、申し訳ないが松本伊代というアイドルはオヤジの触手には引っかからなかったのだ。(←当時は“伊代”なんて変な名前だなぁ・・・なんて思っていた。)にもかかわらず「センチメンタル・ジャーニー」が聴きたい一心で、レンタルしたわけで、普段はフュージョン系のアルバムばかり借りている店でこのアルバムを手にするのは非常に恥ずかしかった事を覚えている。
 さて、思い出しついでに聴いてみました「センチメンタル・ジャーニー」。まぁ、色々な意見があるだろうけど、オヤジは好きですね、この曲。イントロも印象的だし、メロディーラインも複雑な割にメロディアスで悪くない。(←カラオケで歌うと、とてつもなく難しい曲だと思うけど・・・。)サビの流れるような感じも印象深いと思っている。一つ難点を言うと、松本伊代が歌ってるって事かな?もうちょっと上手い人に歌ってもらいたかった・・・・。いやいや、名曲なり。ははははっ。

センチメンタル・ジャーニー : 松本伊代


 

[Music 松本伊代]

 ブログランキング にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ にほんブログ村 音楽ブログへ


Theme:音楽的ひとりごと | Genre:音楽 |
FC2タグ : 松本伊代 センチメンタル・ジャーニー センチメンタルIYO |
Category: J-Pop | Comment(6) | Trackback(0) | top↑ |

ボズ・スキャッグスの「シルク・ディグリーズ」を聴いてみた。

2012.08.08 Wed
シルク・ディグリーズ こんなブログを書いていると、昔聴いた曲を耳にする度に、
「何か思い出す事は無いだろうか・・・?」
 なんて思いを巡らせる癖がついている。
 先日も車を運転中にラジオからボズ・スキャッグスの曲が流れてきて、妙な事を思い出した。
 オヤジが大学に入学した1982年の音楽シーンはAOR全盛の頃で、所属していた軽音楽サークルでの話はその辺のアーティストの話題が多かった記憶がある。
 一方、オヤジはと言えば、大学へ入学するまでハード・ロックとプログレとフュージョンしか聴いた事が無かったので、サークル仲間との会話についてゆく為に、深夜に洋楽のビデオクリップを流す番組をマメにチェックしていた事を思い出す。そして、この勉強の成果をひっさげて、部室や学食なんかでサークルの女の子達と音楽話を楽しむのだが、彼女達との会話の中で時々登場するのがボズ・スキャッグスだった。
 今考えてみると、ボズ・スキャッグスという人は70年代半ばから流行し始めたAORの元祖みたいな人で、80年代に入っても大御所的なイメージがあり、当時のオヤジが
「何かカッコつけたおっさんやなぁ・・。」
 なんて思っていても、高校生の頃からAORを聴いてきた彼女達にとっては中心的なミュージシャンで、会話に登場するのは当然と言えば当然なのだ。そんな訳で、
『彼女達の音楽の土壌は、二十歳も近くなって実はAORが非常に洒落た音楽である事に気が付いた田舎者のオヤジなんかとは全く異なる!』
 そんな事を当時痛感したのを思い出したのだ。
 さて、今回オヤジが流したのはボズ・スキャッグスの1976年発表の超有名アルバム「シルク・ディグリーズ」。今聴くと音が古臭い気もするが、要するに彼女達は中学生か高校生の頃からこんなアルバムを聴いていた訳である。それを考えると、改めて当時のオヤジのイナカッペぶりが浮き彫りになって、結構恥ずかしいのだ。いやはや・・・。

 
[Music Boz Scaggs]

 ブログランキング にほんブログ村 音楽ブログ 思い出の曲へ にほんブログ村 音楽ブログへ

Theme:音楽のある生活 | Genre:音楽 |
FC2タグ : ボズ・スキャッグス シルク・ディグリーズ |
Category: Rock/Pops | Comment(2) | Trackback(0) | top↑ |