新年のご挨拶と「ダウン・トゥ・アース」とリッチー・ブラックモアと・・・・。
「既に年が明けてから一週間以上が経過しているのに、記事の更新もせずにお前は一体何をしていたのだ?おい!」
なんて怒られそうなくらい久しぶりの記事になってしまった。
情けない事に、年末から酒ばかり飲んで、ほとんど音楽を聴く事も無く過ごしてしまい、仕事始めの昨日からやっと普通の生活に戻った次第で、このブログの事なんぞ、百万光年の彼方に忘れ去っていたのだ。
・・・とまぁ、そんな言い訳を並べてもしょうがないので、気を取り直しつつ、
「今年一発目のアルバムを何にしようかねぇ?」
なんて昨夜考えていたのだが、当ブログの過去何年かの正月の記事を眺めてみると、ディープ・パープルが圧倒的に多い。
まぁディープ・パープルはオヤジがロックを聴き始めた原点みたいなバンドである事と、リッチー・ブラックモアというギタリストに憧れてギターを弾き始めた事があり、年始にこのバンドを聴くのは原点回帰の意味も含めて『もっともだ!』なんて思う訳だ。

「グラハム・ボネットのシャウトでも聴けば、正月でふぬけた頭が少しはシャンとするかも知れない・・・。」
そんな事を考えた訳だ。
「ダウン・トゥ・アース」は高校生の時、発売されてすぐに聴いた。で、ガックリきた。で、その後20年以上は聴くはおろか触る事もしなかったアルバムだ。
レインボーというバンドの音楽的な変遷をご存知の方はすぐに分かると思うのだが、要するにこのアルバムはそれまでのレインボー独特の中世ドロドロ世界の音楽から、アメリカのビッグ市場に狙いをつけたポップでストレートなロックに方針転換したアルバムなのだ。頭の固い融通の利かない高校生(←オヤジの事です)が気に入らないのは当然なのだ。
そんな訳で、昨夜はオヤジの頭の中のレインボーのイメージを一旦消去して、単なるロックアルバムとして聴いてみた。すると悪くない。曲にしても演奏にしてもレベルが高く、グラハム・ボネットのシャウト、リッチー・ブラックモアのギター、両者からこのアルバムにかける意気込みのようなモノがビンビン感じられるのだ。
でも最終的には、
「やっぱりコレはレインボーのイメージじゃないでしょ!」
なんて思いも湧いてくるのだが、この歳になるとリッチー・ブラックモアの作る音楽に裏切られる事に慣れてしまい、大人の包容力で彼の楽曲に接する事が出来る。良い意味でも悪い意味でも彼の音楽に裏切られるのが楽しくなってしまい、一方で、そんな冷静な自分を昨夜発見して、
「いや~~、俺も成長したもんだなぁ・・。」
なんて思った次第だ。(←ホント、新年早々自分勝手な馬鹿話で申し訳ない。)
さて皆様、ここからはご挨拶ですが、
本年も当ブログをよろしくお願い申し上げます。相変わらず、音楽に関係あるのか無いのか分からないような自分勝手で意味の無い馬鹿話が続くと思いますが、読んでくれる人がいる限りジワジワと頑張ってみます。今年のスローガンは『継続は力なり!』だな。へへへっ。
[Music Rainbow]




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