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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ 2013年03月
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中村雅俊の「俺たちの旅」を聴いてみた。

2013.03.01 Fri
俺たちの旅 古いアルバムを引っ張り出しては、『久しぶりに聴いたら改めて感動した。』だの、『昔バンドをやってた頃が頭に浮かぶ。』だのと、まぁ他人様から見れば意味の無い事をダラダラと垂れ流すようなこのブログだが、最近、
「そもそも自分は若い時から昔を懐かしむ事が好きだったようだ・・・。」
 そんな事を考えた。まぁ聞いて欲しい。
 発端は、週末に70年代の歌謡曲を集めたCDの中から中村雅俊の歌う「俺たちの旅」を聴いていて、大学時代に住んでいたアパートで夜中にボンヤリとテレビを眺めている自分の姿が頭に浮かんだ事だった。
 「俺たちの旅」という曲は、同名の青春群像ドラマの主題歌であり、ドラマの方はオヤジが中学生の頃放映されていた。当時はそれほど好きな番組でも無かったが、時々眺めては、
「友達同士で自由な生活が出来るのはイイよなぁ・・・。」
 などと憧れを持っていた記憶がある。
 その後「俺たちの旅」の事なんか100万光年の彼方へ忘れ去っていた大学生の時、深夜の再放送でこの番組に再会したオヤジは、一時期、この70年代の匂いがプンプンするドラマの虜になっていたのだ。前出のボンヤリとテレビの画面を眺める自分の姿とはこの時の事だ。
 当時、世の中はバブルの足音が聞こえ始めた時期で、世相は『オシャレでトレンディーな事が一番!』そんな雰囲気だった。普通なら「俺たちの旅」のように人間臭い青春ドラマの再放送なんてパスなのだろうが、当時のオヤジはテレビ画面を眺めつつ、
「最近は誰もが時代に乗り遅れないように必死でカッコつけてるけど、疲れるんだよなぁ~。70年代が懐かしいよ。この頃の方が絶対ノンビリ生きられる気がするなぁ・・・。」
 なんて事を考えていたのだ。
 思い出してみるに、「俺たちの旅」は一話毎に男の悲しさや優しさが胸に沁みて大人の鑑賞に堪えうるドラマだった。50歳になったオヤジが再びこのドラマを見て何を感じるか分からないが、多分80年代のオシャレ路線のドラマより心に響く事は間違いないと思っている。また再放送やらないかなぁ・・・?

俺たちの旅オープニング




[Music中村雅俊]

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ビリー・ジョエルの「ビリー・ザ・ベスト」を聴いてみた。

2013.03.05 Tue
ビリー・ザ・ベスト 昨年、携帯電話をiphoneに替えてから、音楽の聴き方が随分と変化した。それまでは家の書斎で音楽を聴くのが普通だったので、CD棚を前に、
「さ~~て、今日はどのアルバムにするかねぇ・・?」
 などと暫く考え込むのが常だったが、最近はiphoneにダウンロードしている曲をシャッフルし、いきなり聴き始めるのが気に入っている。コレをやると、こちらの気分に関係なく勝手に曲が流れ始めるので、意表を突かれる事が多々あって面白いのだ。
 こんな曲の聴き方をするせいか、ダウンロードしているアルバムはベストアルバムが多い。適当にシャッフルされていきなり流れて意表を突かれるが、
「あら?こんな曲知らないぞ、誰の曲だ?」
 なんて事にはまずならないのだ。
 ビリー・ジョエルのベストアルバム「ビリー・ザ・ベスト」の曲を最近はよく耳にする。この2枚組のアルバム、あんまり聴いた事がなかったので、
「どんな曲が収録されてるの?」
 なんて思い、ラインナップを眺めつつ全編聴いてみたら、実にお得なアルバムだという事に気が付いた。
 何よりも、曲が年代順に並んでいるのが良い。ビリー・ジョエルの音楽の歴史が、曲が進むにつれて分かる構成になっているのだ。
 勝手な話だが、「ビリー・ザ・ベスト」は、オヤジがビリー・ジョエルを最も聴いていた1980年代半ばに発売されたベスト・アルバムなので、ほとんどの曲を知っている。当然その中には「オネスティー」「ストレンジャー」等のヒット曲や、名曲「素顔のままで」や「ピアノ・マン」なんかも収録されており、彼の音楽の歴史を意識しながら美味しい所をつまみ食いするような楽しみがあるわけだ。
 音楽の聴き方を変える事で、今まであまり気にとめていなかったアルバムの良さを発見するなんて、ちょっと得した気分である。


[Music Billy Joel]

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ヘレン・メリルの「ジャスト・フレンズ」を聴いてみた。

2013.03.08 Fri
ジャスト・フレンズ 人間50歳を過ぎると、つくづく若い者にはかなわないと思う事が多くなる。体力的な事は当然としても、物事への順応や理解のスピードなど、昔は簡単に出来た事に時間がかかるのだ。そうかと言って、このまま、
「私はジジイです。」
 なんて白旗を振って全てを諦める訳ではなく、
「ジジイにしか出せない渋い魅力があるのだ!」
 などと勝手な理屈をこねて、日々若者に対抗する策をしぶとく考えている。
 さて、何でこんな話を始めたのかと言うと、先日ヘレン・メリルスタン・ゲッツの共演アルバム「ジャスト・フレンズ」を聴いて、年寄りの音楽が分かったような気がしたからだ。ある人のブログからこのアルバムの事を思い出したのだが、改めて聴いてみるとヘレン・メリルもスタン・ゲッツもその音楽が見事に老人なのだ。悪いと言っている訳ではない。とにかく“シブい”なんて表現では済まされない、そんな事は超越してしまった耽美で大甘の音楽なのだ。
 「ジャスト・フレンズ」が発売された時には二人とも全盛期をとうに過ぎた60代で、ヘレン・メリルは、往年の『ニューヨークの溜息』なんて言われたハスキー・ボイスは影を潜め、大年増のムード歌謡のような雰囲気を醸し出している。一方のスタン・ゲッツは、『これだけ吹いておけばいいでしょう?』的な力の抜けたアドリブをスルスルと続けるが、その力の抜け加減がムード歌謡に妙にハマッて頷けるのだ。
いやはや、何とも表現のしようが無いアルバムだが、強いて言うなら『人生経験が凝縮し、酸いも甘いも全部分かった上での熱い恋』とでも言おうか、とにかく、刻まれた皺の隙間から滲み出るような演奏は、
「どうじゃ?年寄りも悪くないじゃろ?」
 なんて耳元で言われているようで、少々薄気味の悪いオーラにあふれているのだ。
「こういうのが年寄の魅力であり強みなのかも知れないぞ・・・。シブいなんて言ってるうちはまだまだひよっ子かも知れない・・。」
 そんな事を思うオヤジなのだ。


[Music Helen Merrill] [Music Stan Getz]

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