山下達郎の「オーパス」を聴いてみた。

「こうやって知らぬ間にジジイになってゆくのね・・・。」
なんて事が頭を過るが、まぁそんな事は関係なく、世の中はゴールデン・ウィークの真最中なのだ。
オヤジの連休だが、前半の休みに半日ドライブに出かけた。特に目的地があった訳ではなく、海でも山でも景色の良さそうな場所へ車を走らせようと思った訳で、そういう時に高知県なんて田舎は、すぐに海でも山でも川でもあるので便利な事この上ないのだ。そんな訳で、途中食事休憩を挟みながら5時間近く運転したのだが、その間に思いがけないアルバムを聴いてしまった。山下達郎のベストアルバム「オーパス」だ。(←懐かしいアルバムじゃないのでブログの主旨からは外れまくってるけどさ・・。)
前回の記事で『連休の間は何を聴こうか考えている』などと話したが、この「オーパス」は全く頭に無かった。と言うのも、実はコレ女房のアルバムなのだ。要するに、ドライブに出かけるにあたり、車内で流すCDの選択権はオヤジには無かったという訳だ。
で、問題の「オーパス」だが、このアルバムは、山下達郎が1975年にシュガーベイブでデビューしてから2012年に至るまでの名曲の数々を、彼自身がピックアップした3枚組のベスト盤だ。この3枚を車の中で一気に聴いたのだが、正直言うとオヤジは延々と続く達郎節に少々のぼせてしまった。でも、久しぶりの山下達郎は実に気持ちが良く、夏を思わせる南国土佐の光の中で車を走らせるのにはピッタリだった。
個人的にはオヤジがよく達郎を聴いていた70年代から80年代の曲がグッと胸に迫るが、90年代以降の曲もドラマの主題歌で聴いた曲が多く、改めて、
「山下達郎って凄い数のヒット曲があるんだよなぁ・・。」
なんて事を再認識させられた。女房のアルバムながら、連休のスタートの1枚としては上出来だと思った次第だ。
[Music 山下達郎]



