ミシェル・カミロの「ワン・モア・ワンス」を聴いてみた。

高知の場合、今からお盆辺りまでが観光のピークで、『騒々しい』などと言いながらも、オヤジは観光客がたくさんやってきてあちこち歩き回るのを見るのが嬉しくてたまらない。高知の人間は他県の人に高知の事を知ってもらい、そして褒められると凄く嬉しいのだ。そんな訳で皆様、高知へお越しの際は、大した事無くても高知の事を褒めて下さい。すぐにその辺のオッチャンが酒を奢ってくれるかも知れませんよ・・・ケケケッ!
さて話変わって、ゴールデンウィークは暦の上では春だが、オヤジの感覚からすれば既に夏である。一年で一番夏が好きなオヤジは、
「ふふふふっ。やっと俺の季節がやって来たぜ・・・!」
なんて呟きながら、この時期から聴く音楽も夏の匂いがプンプンするモノに変わってゆく。
ちょっと前に聴いたミシェル・カミロの「ワン・モア・ワンス」なんてその最たるアルバム。全編がラテンのリズムに乗ってビッグバンドのホーン・セクションが華やかに押しまくる。そして、そのド派手なホーン・セクションにミシェル・カミロの超テクニカルなピアノが絡みまくるのだ。聴いてるだけで、腰を振りたくなり、体中の血が沸いて、汗が飛び散るような快感が味わえる1枚だ。
勝手な話だが、土佐人の県民性はラテン系に近い。『熱しやすく冷めやすい』、『すぐ調子にのる』、『男も女も飲んで騒ぐのが好き』、『性格的に明るくあまり深く物事を考えない』等々、その上毎年8月にある『よさこい祭り』なんて典型的なラテン民族的なノリの祭りである。だからこの「ワン・モア・ワンス」は、
「こりゃ~土佐人のための音楽に間違いない!」
そんな事を真面目に考えてしまう1枚であった。
・・・とまぁそんな訳で、今回は(←今回も)非常に勝手で独りよがりの記事になってしまったが、土佐人云々は抜きにしても、この「ワン・モア・ワンス」は今の時期にピッタリのアルバムであります。皆様、是非聴いてみなはれや。
[M;Michel Camilo]




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