松田聖子の「SEIKO STORY ~80’s HITS COLLECTION」を聴いてみた。

「入院でもしてたのか?」
なんて言われそうだが、理由は簡単。忙しくて音楽を聴いていなかったのだ。
先月のオヤジは、私的な予定がびっしりだったにも拘わらず、暇があればギターを弾いて遊んでいたのでブログを更新しようにもネタがなかった。そんなわけで、今月になって、
「これではイカン!以前みたいに、毎日のようにアルバムを流す生活に戻らなければ!」
なんて思い(←傍から見てると馬鹿みたいって事は十分理解しています。)、
「そんじゃぁ、復帰へのリハビリ・アルバムは何にするかねぇ?」
って考えるうちに目に止まったのが松田聖子のベストアルバム「SEIKO STORY ~80’s HITS COLLECTION」だ。
このアルバム、松田聖子の80年代のヒット曲ばかりを集めた2枚組CDで、オヤジが最も彼女を聴いていた頃の曲が『コレデモカ!』と言わんばかりに収録されている。その上、80年代と言えば、昔話が多いこのブログの基礎になっている時期なので、久しぶりの記事のネタにも良いと考えたわけだ。
とまぁ、そんな理由で早速「SEIKO STORY ~80’s HITS COLLECTION」を流したのだが、聴き進むうちに面白い事に気が付いた。それは、松田聖子の声の変化だ。デビュー曲の「裸足の季節」の頃は、若さが前面に出た元気な声なのは良いが、どう聴いてもイモ臭い田舎のネェチャンの雰囲気が漂う。一方、デビューから5年後の「天使のウィンク」になると、格段に歌が上手くなった上に、独特のハスキー・ボイスに磨きがかかり、色っぽくて声に華がある。
「垢抜けたのよ!」
って言ってしまえばそれまでだが、こうも声が変わると一瞬別人じゃないかと思うぐらいだ。
んで、オヤジはどちらの聖子チャンが好みなのかと言うと、やっぱりデビュー当時のイモネェチャン声の方が好きだ。多分、初めて松田聖子を聴いて衝撃を受けた時のイメージがそのままオヤジの中に残っているからだろうと思うが(←その話しはコチラ)、今回は、その辺が再認識出来てなかなか面白かった次第だ。
それにしても、今時の若い歌手と比べるとデビュー当時の松田聖子の歌の上手さは群を抜いている。もうこんな歌手は出てこないだろうなぁ・・・なんて事も思いつつ全編じっくり楽しみました。
本日はここまで!
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[Music 松田聖子]


