久しぶりの更新。
ブログの更新が滞っている。PCの調子が悪くて記事を書く気がしないのもあるが、それ以上に、様々なアルバムを聴いてもすぐに感動が冷めてしまう。
「ひょっとしたら、コレが年寄りになるって事なのか?」
なんて思い、愕然としているのが最近のオヤジだ。なんとも情けない話だが、
「んじゃぁ、どうすればよいのだ?」
と、乏しい脳味噌を使って色々考えた結果、相変わらず音楽には関係のない世間話や日常生活の話をしながら、感動した1曲だけを取り上げる記事を書こうと決めた。
以前からこのブログで、
『アルバムの中の細かい曲の話をするのは好きじゃない』
って言ってきたにも拘わらず、モロ方針変更である。
でもまぁ、元来自分勝手なブログなので、
「この辺で気分転換がしてみたい。」
なんて思った次第で、ご勘弁願いたい。並行して、従来通りアルバムの話も書いてゆくつもりなので、皆様、今後ともよろしくなのだ。
で、早速今日(2016年8月24日)の1曲だけど、キャノンボール・アダレイのアルバム「キャノンボール・アダレイ・クインテッド・イン・シカゴ」から『アラバマに星落ちて』だ。
オヤジはアラバマ州って所がどんな場所か、皆目見当がつかないが、この曲から想像するに、空気が乾いていて、田舎で、黒人が多くて、砂漠があって、当然夜空に星がまたたいて・・・・と。まぁ、コレが正解なのかどうなのかは知らないが、彼がアルトで淡々と奏でる『アラバマに星落ちて』の主旋律は、ジンワリと心の奥底に染みわたり、勝手なアラバマの風景をオヤジの中でどんどん膨らませてゆく。変に凝ったジャズなんかより、ずっと聴き応えがあり安心できるので、ジャズを敬遠する人間でも、嫌いだとは絶対に言わないであろう1曲だとオヤジは思っている。
『音楽ってのはテクニックなんかじゃない、歌心がすべてなんだよなぁ~。』
って感じる名演であり、南国土佐の蒸し暑い夜も、『アラバマに星落ちて』と1杯のウィスキーがあれば、少しは過ごしやすいと思うのだ。
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Stars Fell on Alabama - Cannonball Adderley
[Music Cannonball Adderley]



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