イ・ムジチ合奏団のヴィヴァルディの「四季」より「春」を聴いてみた。

巷で春は、『目に青葉、山ホトトギス、初鰹』なんて言われるけれど、僕の今年の春は、友人から筍と夏ミカンが送られて来たり、女房と日曜市に出かけて、新玉ねぎとレタスをたんまり買い込みサラダを作ったり、美味い初鰹を刺身でたらふく食べたりと、青葉もホトトギスも関係なく食の方のみを堪能してしまった。
昨日になって、
「音楽でも春を感じる曲は無かったっけ?」
なんて疑問が頭に浮かんだが、想像力が乏しい僕が思いついたのは、ヴィヴァルディの「四季」の中の「春」であった。
ヴィヴァルディの「四季」を初めて聴いたのは中学生の頃だ。その頃クラシックギターを弾いていたので、自然とバロック音楽が好きになり、そんな流れからイ・ムジチ合奏団を知った。「四季」のLPは、当時クラブの先輩から借りて聴いた記憶があるが、それ以来まともに聴いた記憶が無いので、まさしく三十数年ぶりの事であった。
僕は昔からクラシック音楽を聴く時にボリュームを上げてしまう癖がある。小さい音で聴くと、なんとなくレストランのBGMみたいな感じがして、音に集中出来ずに感動が少ない気がするのだ。そんな訳で、今回はヘッドフォンを付けて、大音響でヴィヴァルディの「四季」より「春」を聴いた。で、結構感動してしまったのだ。
「食ってばかりいないで、もう少しタイムリーに、桜が咲いている頃にでも聴けばよかったなぁ~。」
なんて思い、少し残念だったが、
「久しぶりにクラシック音楽を聴くのも良いものだ。」
と感じた事だ。
[Music Antonio Lucio Vivaldi]
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