ピンク・フロイドの「対」を聴いてみた。

今から10年近く前に
「ロジャー・ウォーターズがいなくなったピンク・フロイドってどんなんだろうか?」
と、単なる興味本位でレンタルしたのがこのアルバム「対」だ。
実際には今から20年以上も前にロジャー・ウォーターズはピンク・フロイドを脱退しているが、残念ながらその当時の僕はピンク・フロイドに全く興味を失っていた。そして、10年ほど前から再びピンク・フロイドを聴くようになり、世のピンク・フロイドファンからはずいぶん遅れてこんな事を考えたのだ。
ロジャー・ウォーターズが脱退するまでのピンク・フロイドは、プログレの申し子のようなロジャーが作り出す完璧主義の音楽と、デヴィッド・ギルモアの素晴らしいギターからその根底に他のプログレッシブ・ロック・バンドには無いブルースが感じられる所が気に入っていた。
で、今回改めて聴いてみて、どう変わったかと言うと、
「う~む・・・。実際の所、よく分からない。そんなに大きくは変わってないかもしれない・・。」
なんて感じてしまった。
曲の難解さが無くなり、より聴きやすくなっているとは感じたが、全体から感じるブルースと漂うような独特の雰囲気は、まさしくピンク・フロイドの世界で、このアルバム、オヤジとしては結構気に入ってしまったのだ。
「今頃、何を言うか!」
って怒られそうな話ですが・・・・。
[Music Pink Floyd]
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