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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ ギターオヤジのディストーション・サウンドへの憧れ。
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ギターオヤジのディストーション・サウンドへの憧れ。

2008.08.25 Mon
 2年ほど前にライブをした事があった。高校時代の友人達と25年ぶりに懐かしいロックを演奏したのだが、その時に僕は新しくエフェクターを購入した。マルチ・エフェクターというやつで、僕が学生の頃に使っていたエフェクターなどとは比べ物にならないほど便利になっている事に正直驚いた。全然苦労する事なく、大袈裟に言えばプロに近い音を出す事が出来て、つくづく
「昔とは大違いや・・・・。」
 と思った事だった。
シルバー・シューズ 何でこんな話をするかというと、土曜日にあるギタリストの古いカセットテープを聴いていて、昔このギタリストの音を再現しようと必死になっていた大学の同級生の事を思い出したのだ。この時聴いていたギタリストは、鳥山雄司。アルバムは「シルバー・シューズ」だ。
 今聴いてもこのアルバムのギターの音にはしびれる。1曲目の「AREA CODE」が流れ始めると、実に上品で深みのあるディストーション・サウンドが広がり、20年以上も昔に発売されたアルバムなのに、今なお新鮮でカッコイイと思ってしまうのだ。
 当時このアルバムのギターの音を再現しようとしていた友人は、自宅の部屋に数々のエフェクター類を買い込み、日夜試行錯誤を繰り返していたが、これが今ならマルチ・エフェクター1台で、7割方はそれっぽい音が再現できるのではないかと感じてしまう。いやはや、世の中の進歩は目覚ましいと思ってしまった。
 昔は、こんな風に、音に憧れたギタリストが何人もいた。テクニックやフレーズに憧れる前に、
「おお~、カッコエエ音やのぅ~。俺もこんな音を思いっきり出してみたいぞ~。」
 そんな風に、そのアーティストが最初に出した音が気に入って、すぐに好きになってしまう事がよくあったのだ。
 で、その“カッコエエ音”とは、何と言ってもエレキギター独特の、あの伸びのある歪んだ音で、ディストーションと呼ばれるエフェクターの効果が効いた音だった。
炎の導火線 そもそも、僕が最初に音に憧れたギタリストはエドワード・ヴァンヘイレンで、高校1年の頃、ヴァン・ヘイレンのファースト・アルバム「炎の導火線」の中の「ユー・リアリー・ガット・ミー」をラジオで初めて聴いた時に、その音の厚みと迫力あるリフに愕然とした事を覚えている。その時の事は、だいぶ前に記事にしたので(←記事はこちらです。)ここでは詳しく述べないけれど、当時ロック・バンドでギターを弾いていた僕にとっては、その大地を揺るがすような歪んだ音は、物凄い衝撃を受けるものだった事は間違いないのだ。
 それが証拠に暫くの間このアルバムを聴く度に、
「一体どうやったらこんなに分厚くて、それでいて温かみを感じる音が出せるのだろう?これは、どうもギターに秘密があるのかね・・・?」
 などと首をかしげて考え込み、月とスッポンほど音が違う自分のギターを、
「やっぱ、安物じゃイイ音は出ないわな~。」
 なんて事を考えながら、ボンヤリ眺めていた記憶がある。
 その後、大学生になってからは、聴く音楽がフュージョン中心になり、前出の鳥山雄司のような上品なディストーション・サウンドが好きになっていったのだが、この頃聴いていたアーティストの中で、もう一人ギターの音が非常に印象に残っているのが、当時人気があったインストルメンタル・バンド「パラシュート」今剛が作り出すディストーション・サウンドだ。
COLOURS 特に彼らのベスト・アルバム「COLOURS」の中の「AGATHA」という曲は名曲で、僕が所属していたサークルの連中が何人もコピーしていたのを思い出す。
 当時はベースを弾いていて、ギターを全然弾いていなかった僕自身も、
「この曲は一度ギターで弾いてみたいものじゃ・・・。」
 なんて事をぼんやりと考えていたので、今回古いカセットテープを引っ張り出して、聴いてみると、
「こりゃ~、ギターを弾く人間にとっては、何ともたまらん曲じゃ~。」
 そう感じて、涙が出そうになった。
 まあこんな風に、音にしびれるギターの名曲を思い出し始めるとまだまだ浮かんできそうなのだが、僕はギターを弾く喜びの中の一つは、
『粘りのあるディストーション・サウンドで思いっきりチョーキングする事にある。』
 と思っている。オーバーに言えば、
「これが無ければギターを弾く魅力は半減してしまう。」
 とも感じているのだ。
 考えてみると、ギターを弾き始めた頃からずっと持ち続けている僕のディストーション・サウンドへの憧れは、この歳になっても全然変わる事がない。現に今でも魅力的な音を聴き、その音で思いっきりチョーキングするギタリスト達の恍惚の表情を思い浮かべるだけで、鳥肌が立つ事だってあるのだ。
 そして僕は、
「これからも、多分自分が元気で生活している間はずっとこの憧れを持ち続ける事になるんじゃないか?」
 と感じている。まあ、先の事は分からないけど、逆にこの憧れが無くなった時には、自分が老人になってしまった事を悟らねばならないとも思っているのだ。
 何れにしろ、僕はディストーション・サウンドへの憧れが続いているうちに、もっと素晴らしいギターの音を聴いて、ゾクゾクしたいと思う気持ちでいっぱいなのだ。

鳥山雄司 - AREA CODE


Van Halen - You Really Got Me


今剛 - AGATHA


  
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Theme:エレキギター | Genre:音楽 |
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こんばんは。
チョーキングしてる時に顔がサンタナみたいになった経験ありませんか?
エディー・ヴァン・ヘイレンは70年代最後のギター・ヒーローでしたね。
僕も彼のプレイにおお、カッコイイ!と大喜びしました。
ディストーション・サウンドに血が騒がなくなったら確かに年寄りだなと思います。
3wTCe2d6 | music70s | URL | 2008.08.25(Mon) 19:03:33 | [EDIT] | top↑ |

ディストーションはHRの基本ですからねえ(^^)!!
ところで、高校時代学校一ギターの上手い友人が、「ヴァン・ヘイレンは俺でもきついところがある」と言っていて「へえ」と思った思い出があります(^^;)。
彼は、今はギタリストの夢を諦め、楽器屋の正社員をしています。
高校時代…青春だったなあ…。
- | 波野井露楠 | URL | 2008.08.25(Mon) 22:26:48 | [EDIT] | top↑ |

>music70s様

わははは~。
確かに、サンタナになってるかもしれん。(笑)
彼のディストーション・サウンドもイイですよね~。
暖かくて、のびがあって・・・。
大好きです。
- | 土佐のオヤジ | URL | 2008.08.26(Tue) 08:41:58 | [EDIT] | top↑ |

>波野井露楠様

「ヴァン・ヘイレンは俺でもきついところがある」
なんて、当時僕も言ってみたかったですね~~。
僕なんか、
「太刀打ち出来ません!」
の世界でしたから・・・。
同じく、青春だったなぁ・・・・。(笑)
- | 土佐のオヤジ | URL | 2008.08.26(Tue) 08:50:29 | [EDIT] | top↑ |

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