スタッフの「イン・ニューヨーク」を聴いてみた。

で、このウィスキーをより一層美味しくしてくれるアルバムを思い出した。スタッフのライブアルバム「イン・ニューヨーク」だ。
このアルバム、彼らのホームグランドであるニューヨークのクラブでの録音で、リラックスした演奏が聴けるばかりでなく、観客のざわめきやグラスの当たる音などが一緒に収録されており、水割り片手に聴いていると、あたかもその場にいるような気持になり、実にお手軽にライブ気分が楽しめるのだ。
昨夜も、ウィスキーの酔いが回って、
「お~っ、気持ちエエのぅ~。うへへへへ~。」
なんてイイ気になって、あっという間に全部聴いてしまった。
さて今日になって、ちょっと冷静に感想を述べると、このアルバムの一番の聴き所は、スティーブ・ガッドとクリス・パーカーのツイン・ドラムが叩き出す、重くて粘っこいビートとそこに乗っかるリチャード・ティーのリズミカルなピアノにあると思う。まあ、そこがスタッフというバンドの最大の特徴かもしれないが、何度聞いても絡みつくようなドラムのハイハット・ワークが耳に残り、それが一番の快感であると思うのだ。
現実は知らないけれど、僕の頭の中にある当時のニューヨークのイメージが、このライブアルバムを聴く事でより鮮明に浮かび上がってきた事は間違いない。
「う~む。懐かしいアルバムだ・・・・。」
[Music Stuff]
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