ゲイリー・ムーアの「スティル・ゴット・ザ・ブルーズ」を聴いてみた。

勝手な思い込みなのだが、ゲイリー・ムーアのブルースへの方向転換が、オヤジにはよく分かるような気がしてならないのだ。
まあ、
「大ギタリストと自分の音楽の好みの変遷が同じだ!」
などと偉そうな事を言うつもりは無いのだが、僕自身、年齢を重ねる毎にブルースの気持ち良さをヒシヒシと感じるようになっているので、
「ゲイリー・ムーアもそうに違いないな・・・。」
などと思い込んでいるのだ。
若い頃はハードロックに憧れ、ゲイリー・ムーアの機関銃の様な早弾きを聴いて、
「ロックの真骨頂ここにあり!」
なんて、思っていたのだが、中年と言われる年齢に差し掛かってくると、もっとゆったりと、大人のロックを楽しみたいと思ってくる。そして、その辺の欲求を上手に満たしてくれるのが、ブルースだと感じるのだ。
で、このアルバム、なかなか聴き応えがある。というのは、
「方向転換して、ブルースです!」
とは言っても、やっぱりゲイリー・ムーアのギターが実にいいのだ。アルバム・タイトルの曲「スティル・ゴット・ザ・ブルーズ」などは、泣きのギターに聴きほれて涙が流れそうになった。
これもオヤジの妄想だが、
「きっとゲイリー・ムーア自身、演奏を楽しみ、アルバート・キングやジョージ・ハリスンらの大物との共演で、ワクワクしているに違いない。」
そんな事を考えてしまった。
「う~む・・・それにしても、今回はオヤジの勝手な想像ばっかりだったな・・・・。許してくれ。」
Gary Moore - Still Got The Blues
[Music Gary Moore]
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