ウェイン・ショーターの「セカンド・ジェネシス」を聴いてみた。

「よくそんなうるさい所で、ガーガーいびきかいて眠れるわねぇ・・・。」
と呆れられるのだが、僕の昔からの癖のようなものだ。
眠ってしまうのは、アルバムが退屈な時と、逆に気持ちが良い時の2パターンあって、酒を飲んでいる時などは、アッという間に記憶が無くなってしまう。
昨日はウェイン・ショーターの「セカンド・ジェネシス」を聴きながら眠ってしまった。勿論このアルバムがつまらなくて眠ってしまったのではなく、あまりに彼のテナーが気持ち良くて、ついつい高いびきとなってしまったのだ。
一般的に、ウェイン・ショーターの吐き出すアドリブは変わっている。黒魔術的なんて言われていて、大学生の頃ウェザー・リポートで彼の演奏を初めて聴いた時は実に妙な気分になった事を思い出した。でもその妙な感覚が癖になる。癖になるだけでなく、快感になってくるから不思議で面白いのだ。
彼のアドリブは僕の中では黒魔術なんてオドロオドロしい物ではなく、原始的で大自然や宇宙空間の広がりを連想させ、そんなスケールの大きさを感じる事で気持ちが癒されるのだ。
そうそう、「セカンド・ジェネシス」で忘れちゃいけないのはアート・ブレイキーのドラム。こいつが無かったら、こんな良いアルバムにはならなかったと思っている。
すごいもんだ。
[Music Wayne Shorter]
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Category: Jazz/Fusion | Comment(2) | Trackback(0) | top↑ |
私もショーターのちょっと変な、だけどスケールの大きなメロディー・センス
が大好きです。そして、変幻自在なブレイキーのドラムもね!
しかし、このアルバムのジャケ写、インパクトありますよね~。
>sou-un様
全体像を見てみたいのです。(笑)