松岡直也の「九月の風」を聴いてみた。

松岡直也というピアニストは、僕がフュージョンに興味を持ち始めた高校生の頃にはすでにベテランの雰囲気が漂うミュージシャンだった。僕は松岡直也の音楽を聴く前から、
「長い間支持されて第一線で活躍している人の音楽だから、悪い訳がない。」
そんな意識を持っていたのだが、大学生になって、いざアルバム「九月の風」を聴いた時には、
「え?松岡直也ってこんなの?なんか大人しいというか、つまらんというか・・・。」
そんな感想を持ったのだ。
僕の感想とは裏腹に、このアルバムは大ヒットして、大学生になったばかりの頃、結構あちこちで耳にしたように記憶しているが、僕の中では
「今一つ、食い足りない気がするな・・・。」
そんなアルバムだったのだ。
時を経て、約25年ぶりに流してみると、少々古臭い感じはしょうがないにしても、当時の学校や街の雰囲気を思い浮かべる事が出来る。
「確かに、こういう音が流れていて、それが実にカッコ良かった時代があったよなぁ・・・・。懐かしいもんだ・・・。」
そう思えるアルバムだった。
[Music 松岡直也]
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