スタン・ゲッツ&J・J・ジョンソンの「アット・ザ・オペラ・ハウス」を聴いてみた。

「しかし、トロンボーンって楽器は何とも報われない楽器のような気がするなぁ・・。」
なんて事を感じてしまった。
言っちゃあ悪いが、どう考えても早いフレーズが演奏できる楽器ではないので、アドリブに向いているとは思えないし、その割に、やたらと腕を動かさなくてはならないので、筋肉痛になりそうだ。
しかし、何処の世界にも達人はいるもので、ジャズの世界でトロンボーンというと僕は真っ先にJ・J・ジョンソンを頭に浮かべてしまう。この人の場合、唯一の欠点は、
「上手過ぎる事。」
なんて話があるぐらいで、壮絶なテクニックで多彩なアドリブを披露するのだ。
なんて、一応どっかの評論家みたいな事を言った後で僕の本音を言うと、名盤と言われるスタン・ゲッツとの共演アルバム「アット・ザ・オペラ・ハウス」を聴いても、実際の所、僕には今一つ何処が凄いのかが解りかねるのだ。
「トロンボーンという楽器であれだけの演奏をする事が、常人では出来ない事なのだ!」
という理屈は分かるが、実際にトロンボーンに触った事もないオヤジには、どうもピンと来ない。
「う~む・・。やっぱり損な楽器のようなきがするなぁ。あっ、でも、トロンボーンのあの優しい音色は大好きですよ。癒されます。はい。」
[Music Stan Getz] [Music J.J.Johnson]
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こんばんは。
忙しそうに手をスライドさせながらも、音色はほのぼのした感じですが、そこが魅力ですよね。僕はカーティス・フラーも好きですね。
>なちゃ様
なちゃさんのおっしゃる通り、ほのぼのとした音色がトロンボーンの最大の魅力だと僕も思います。