ジョニ・ミッチェルの「ブルー」を聴いてみた。

「も~仕事が無くて困ってるのよ。この業界にコネは無いモノかしら・・・?」
そんな事ばかり言っていた。
この時もひとしきりそんな話をした後で、1本のテープをくれた。それがジョニ・ミッチェルの「ブルー」だった。
「たまには、こういうのも聴いてごらんよ。」
そんな事を言われた記憶がある。
当時の僕はジャコ・パストリアスやピーター・アースキンなどが参加したアルバム「ミンガス」は耳にした事があったけれど、「ブルー」は聴いた事が無かった。
さて、オヤジの場合こんな風に、アルバム「ブルー」にまつわる彼女とのやり取りは鮮明に記憶しているのに、肝心のテープの中身の方はほとんど頭に残っていない。残念な事に、この時のテープはカビだらけで廃棄してしまったので、今回はCDを手に入れてゆっくり聴いてみたのだ。
で、まず音の良さに驚いた。歌声もギターの音も非常にクリアに聴こえるのだ。
「かなり古いアルバムなのに、何故なんだ?」
と思ってしまった。
「ブルー」は、フォークソングのアルバムなので、ジャンル的にはあまりオヤジの触手の動く方面ではないのだが、それでも心が動かされて、なかなか良かった。
個人的な話だが、このアルバムを聴いている間中、この先輩が歌っているような気がしてならなかった。
[Music Joni Mitchell]
- 関連記事
FC2タグ : ジョニ・ミッチェル ブルー |
Category: Jazz/Fusion | Comment(6) | Trackback(0) | top↑ |
ジャケがいいから名盤っぽいですね
>まり様
あの曲は優しくて、ついボーっとしてしまいます。
名曲なり。
こんにちは
こういったフォーク系すきです。
ジィムズ テイラーとかも好きです。
高1の頃は 日本のフォークを聞いてました。高知にもよくシンガーが来ていました。
ジャズ喫茶は帯屋町の裏のとても狭い通りにあるんです。自転車しか通れないような 暗い道です。飲み屋さんとかあったような気がします。
帰国したときもありました。
懐かしい!
>ba-chama様
なんとなくイイですよね。
でさ、超ローカルだけど、
ジャズ喫茶って、ひょっとして「木馬」の事かな?
そういえば、ここは高知の有名店。
確かマスターがパーカッションプレイヤーだった気がするけど・・・。
↓
http://www.suntory.co.jp/whisky/kakubin/totteoki/kochi02.html
ありがとう
木馬でした。
あれからどうも気になって これで 肩のにがおりました。
懐かしいです。
嬉しいですね こうやって今も残ってるのって、、。
帰国する日があったらぜひ寄りたいことです。
>ba-chama様
ここは、僕も何度か行った事ありますよ。
時代を感じさせますよね~。