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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ 懐かしいフュージョンアルバムを聴いてみたものの・・・。
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懐かしいフュージョンアルバムを聴いてみたものの・・・。

2009.03.14 Sat
 最近、大学時代に聴いたフュージョン系のアルバムを何枚か聴いた。ただ変な話だが、
「どれもが消化不良気味。」
 というか、
「懐かしかったけど、何となくツボにはまらない。」
 というか、
「悪くはないけど、聴くのは今回で最後かな?」
 そんなアルバムばかりだった。
 それでもオヤジは、
「この消化不良気味の気持ちを記事にしたい!」
 なんて事をふと考えてしまった。これも変な話である。
 そんな訳で、これから好き勝手な感想をお話しするのだが、どうも盛り上がりそうも無い。とにかく、あまり期待しないで聞いてもらいたい。
夜の彷徨 最初は、ラリー・カールトン「夜の彷徨」というアルバム。
 高校生の頃に聴いていたカセットテープが出てきたので、
「あらま・・・。懐かしいぞ・・・。」
 なんて独り言を言いながら聴いてみたのだが、音が悪い上に、アレンジや音色が今のオヤジには、今一つしっくりこない。音が悪いのは、当時ダビングしたオヤジの責任で、文句を並べてもしょうがないと思ったが、それでも自分勝手な文句を言いたくなってしまったのだ。
 僕の場合、アレンジや音色がイマイチでも、聴いていて当時の事が頭に浮かぶなら十分許せるのだが、このアルバムの場合、頭には何も浮かんで来ずに、その上当時カッコイイと思っていたギブソンES-335の音色が、どうも古臭く感じたのだ。
「高校生の頃は下宿でよく聴いていたアルバムだがなぁ・・・。確かに名曲揃いだけど、今聴くと、どうもパッとせんな・・・。」
 そんな風に思ったのだ。
 こんな勝手な事を言うと怒られるのを承知で言うが、今から30年近く前、人気が爆発した頃のラリー・カールトンのアルバムって、冷静に聴くと決して良い物じゃないと思ったのだ。オヤジとしては、その後4~5年経った頃のアルバムの方がずっと良いと思ってしまう。
「こんなふうに感じるのはオヤジだけだろうか・・・?」
 しばし考え込んでしまうアルバムだった。
インヴィテーションズ さて、考え込んだ割に、話題の切り替えが早いのだが、次は懐かしいけれど、それだけだったアルバム、シャカタク「インヴィテーションズ」だ。
 シャカタクはこの「インヴィテーションズ」の前のアルバム「ナイト・バーズ」で一世を風靡したので、どうしてもそっちの印象が強いのだが、当時から僕は「インヴィテーションズ」の方が良く出来たアルバムだと思っていた。
 このアルバムは、僕が大学2~3回生の頃によく聴いていた記憶があるので、
「中身を聴くと何か昔の事を思い出すかも知れん・・・。」
 と、期待に胸を膨らませたのだが、結果は空振り。
「うんうん。確かにこういう音は懐かしいし、こういう音楽が流れていた時代があったよなぁ・・・。」
 と、当たり前の事しか頭に浮かばなかった。ちょっと残念なのだ。
 ただ、内容的には前作の「ナイト・バーズ」の路線を維持しつつ、バラエティーに富んだ面白いアルバムで、全曲クオリティーが高い。メガ・ヒットが生まれなかったのは残念だが、オヤジのボンクラ頭に記憶していた通り、シャカタクというバンドのカラーが一番出ているアルバムだという事を再認識した。
マウンテン・ダンス 気を取り直して次に聴いたのがデイブ・グルーシン「マウンテン・ダンス」。中身を聴く前から大学生の時、友人達と日本武道館へデイブ・グルーシンのコンサートを見に行った事を思い出した。30年近く昔の話なので、このコンサートの詳細は思い出せないのだが、確かギターがリー・リトナー、ベースにアンソニー・ジャクソン、ドラムがスティーブ・ガッドと、実に贅沢な組み合わせであった事を記憶している。
 そんな訳で、このコンサートの印象とアルバムの印象がダブるのだが、実際は「マウンテン・ダンス」のギターは、ジェフ・ミロノフ、ベースは大好きなマーカス・ミラー、ドラムはハービー・メイスンで、僕の頭の中で流れていた音とは、少し異なる印象のアルバムだった。
 僕が思うデイブ・グルーシンのピアノの良さは、
「繊細で軽い!」
 という点で、このアルバムからも彼の繊細で、弾むような明るいキーボードプレイが聴ける。とにかく、当時のフュージョン系の音の代表のような印象のアルバムで懐かしい思いがしたのだ。
 そうそう、少し驚いたのがハービー・メイスンとマーカス・ミラーのリズムが凄く気持ち良いという事。曲のツボにガンガンとハマって実にゾクゾクするのだ。2人のリズムを聴いて、若い頃聴き逃したビートに気が付いたようで、なんとなく嬉しかった。
RIT 最後はリー・リトナーのアルバム「リット」。これも、僕が大学生の頃に発売されたアルバムだが、あんまり印象に残っていない。聴いてみると、何とこのアルバム、フュージョンのアルバムじゃない。ボーカルビンビンの大人のロックアルバムなのだ。
 これで、あまり覚えていない原因が分かった。当時の僕は、
「フュージョン命!他の音楽はダメ!」
 の状態だったので、多分、
「リー・リトナーのギタープレイを聴いてやろう。へへへっ。」
 とこのアルバムに手を出したけれども、内容が全く違っていたので、その後全然聴かないアルバムになってしまったのだ。
 でも改めて聴いてみると、これは間違い。古臭い上に、思い出も風景も頭に浮かばないフュージョンアルバムよりも、断然「リット」の方がカッコイイのだ。エリック・ダックのボーカルから感じる都会的で洒落た雰囲気はなかなかのモノで、ギタープレイ関係なしに、
「リー・リトナー偉い!」
 そう思ったのだ。
「今度車を運転しながらこのアルバムを大きな音で聴いてやろう・・・。」
 オヤジは密かにそう思っている。そんな事が似合いそうなアルバムなのだ。


 さて、最近聴いた「消化不良気味」のフュージョンアルバムはこんなところ。とにかく、
「おっ!」
 と思ったり、
「う~む・・・。懐かしいぞ・・・。そういえばあの頃は・・・。」
 と昔の事が頭に浮かぶアルバムが全然無かったのだ。
「そろそろオヤジの思い出も尽きてきたかしらん・・・?」
 と、少々不安になるアルバム達だった。ではまた。

   
[Music Larry Carlton] [M;Shakatak] [Music Dave Grusin] [Music Lee Ritenour]



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Category: 自分勝手な話 | Comment(6) | Trackback(1) | top↑ |
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僕も似た感覚あります。
今ロックに回帰して、演奏の刺激を求めるとラウド感がない当時のフュージョンは物足りなく感じるのかな?と思ってたりします。
『夜の彷徨」は僕も90分テープの片面に入ったものがあります。(B面は渡辺香津美のTOTIKA=笑)

ライブ映像とかは今でも楽しんで観れるんですがねぇ。。。
例えばこんなのとか。
http://www.youtube.com/watch?v=LI3C2HS1vZM
- | ユリシウスBass Lamos | URL | 2009.03.14(Sat) 21:22:59 | [EDIT] | top↑ |

わー、これは懐かすいジャケットたちだ(笑)
久々に聴いてみたくなりましたよ。特にシャカタクあたりを。
- | なちゃ | URL | 2009.03.15(Sun) 00:59:15 | [EDIT] | top↑ |

>ユリシウスBass Lamos 様

90分テープの裏面が渡辺香津美ってのは、すごくよく分かります。
僕の持ってる昔のテープもそういうのが凄く多いもん。(笑)

- | 土佐のオヤジ | URL | 2009.03.15(Sun) 14:08:55 | [EDIT] | top↑ |

>なちゃ様

この辺のアルバムが懐かしいのは、オヤジの証。(笑)
なちゃさんも聴いてみて、是非感想を記事にしてください。
- | 土佐のオヤジ | URL | 2009.03.15(Sun) 14:11:12 | [EDIT] | top↑ |

同感です

こんばんは~。
このアルバムたち、わたしもぜーんぶ好きだったしよく聴いていました。
でも今聴いてみると消化不良気味、って気持ちすごーく分かります。
私はこれらのフュージョンを聴いて、しばらくして家庭の事情もあって全く音楽を聴かなくなってしまったんですが、今当時聴いた音楽を聴いて、やっぱすごくいいなと思うアルバムももちろんあるけれど、なんかちょっと古臭いからもう聴かない!って思うアルバムが多いと感じるのも事実です。
懐かしいと感じる気持ちの方が大きいのだと思います。

ジャズを聴き始めたのは(音楽鑑賞を再開した)つい5,6年前でまだまだ開拓中で最近はフリー&アヴァンギャルドが好みですが。。
「マウンテン・ダンス」って当時まじかっこよかったですよね。やっぱ聴いてみようかな~。
3iNXO6Ik | pooh | URL | 2009.03.16(Mon) 23:39:34 | [EDIT] | top↑ |

>pooh様

マウンテン・ダンス、聴いてみたらいかがですか?
で、poohさんがどう感じるか、興味ありますね。
消化不良か、昔と同じく感動するか?
記事にしてもらいたいですね~。
- | 土佐のオヤジ | URL | 2009.03.17(Tue) 12:21:07 | [EDIT] | top↑ |

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