ブラックモアズ・ナイトの「シャドウ・オブ・ザ・ムーン」を聴いてみた。

ブラックモアズ・ナイトの「シャドウ・オブ・ザ・ムーン」を初めて聴いたのは、今から6~7年ほど昔の事だが、当時TUTAYAでレンタルしつつ、
「今更リッチー・ブラックモアも無いだろう・・・。大体、ブラックモアズ・ナイトなんて変なバンド名だし・・・。」
なんて事をボンヤリ考えていた。
ところが、実際に聴いてみると、
「今更どころか、やっぱりリッチー・ブラックモアだ!良いアルバム作るよなぁ~」
なんて、しみじみ感じた事だった。
僕は、リッチーがこのアルバムで自分の中にある中世のバロック音楽のイメージを思いっきり膨らまし、そればかりか様々な民族音楽やアラブの雰囲気までを織り込んで、自分のやりたい音楽の集大成を見せたと感じている。
初期のレインボーの頃の中世ドロドロの世界を感じる曲は、ロニー・ジェームス・ディオの絡みつくような歌声もあってか、この年齢になると鬱陶しく感じる事もあるのだが、「シャドウ・オブ・ザ・ムーン」では洗練された中世の雰囲気で全体が統一されていて嫌味がない。特にキャンディス・ナイトのボーカルがアルバムの雰囲気にピッタリで、なかなか良いのだ。(←何やっても美人は得だ。リッチーは若い嫁さんもらって羨ましいぞ!)
嵐のようなアドリブを弾いたり、重厚なリフをかき鳴らすリッチーも良いが、しみじみと一つの世界を聴かせるのもまたリッチーの別の一面だと思うのだ。
「大好きなアルバムだなこれは。」
Blackmore's Night - Shadow Of The Moon
[Music Blackmore's Night]
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