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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ 2009年6月某日の聴き流し日記
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2009年6月某日の聴き流し日記

2009.07.19 Sun
 6月の聴き流し日記を書いてしまいたい。とは言っても、あまり印象に残っているアルバムが無いのだ。
 梅雨のせいか、6月後半からは何を聴いてもシャンとせず、
「う~~む・・・どうも面白くないなぁ・・。」
 そんな感想ばかり漏らして、ダラダラとあちこちのアルバムを聴き流していたのだ。
 こんなブログをやってるせいか、普段音楽を聴く時は、
「さて、どうやって記事にしてやろう・・?」
 なんて事をいつも考えるのだが、梅雨入りしてからは、
「ただ、惰性で音楽を流していた。」
 そんな気がするのだ。
恐怖の頭脳改革 でも、一枚だけ引っかかったアルバムがあった。エマーソン・レイク&パーマー「恐怖の頭脳改革」というアルバムだ。
「梅雨の鬱陶しい時にワザワザこんなややこしいアルバムを聴く事も無いのに・・・。」
 なんて事を言われそうだが、このアルバムは、聴く前から、
「ああ・・・、これは久しぶりに引っかかるだろうな・・・。」
 そんな予感がビンビンだったのだ。
 そもそも僕が「恐怖の頭脳改革」を初めて聴いたのは今から10年ほど昔、30代の半ばの事だった。他のEL&Pのアルバムは中学生か高校生の頃に耳にして、
「わははは~、キース・エマーソンはカッコエエのぅ・・。キーボードにナイフを突き刺すらしいぞ。それにしても、もったいないやないか・・。」
 なんて、馬鹿みたいな事を言って喜んでいたのだが、中年と言われる年代になってから初めて耳にした「恐怖の頭脳改革」では、若い頃とは全く異なる印象を持った事を覚えている。
 その印象とは、アルバム全体から感じられる『不気味さ』なのだ。
「なるほど。ジャケットが不気味なんだな。コレは・・・。」
 なんて簡単な話じゃない。(←確かにギーガーがデザインしたこのジャケットは気味悪いが・・・。)僕はこのアルバムを初めて聴いた時に、メロディー楽器がほぼキーボードしかない状態で延々と演奏されるプログレッシブ・ロックに、何とも言えない不気味さを感じてしまったのだ。
 もう少し詳しく説明すると、まずEL&Pの楽曲は、クラシック音楽の影響が根底に感じられる。まぁ、この当時活躍した他のプログレッシブ・ロック・バンドにもクラシック色の強いグループもいたが、EL&Pに限って言えば、そのクラシック音楽の影響が暗く重い影を楽曲全体に落としているような気がしてならないのだ。
 また、オヤジの勝手な思い込みかも知れないが、この暗く重い影を感じさせるもう一つの原因はキーボードの音にあると思っている。「恐怖の頭脳改革」は、それまでのEL&Pのアルバムに比べて格段にキーボードの音色が豊かになっている。しかし基本的には従来からのハモンド・オルガン的な音色が中心に聴かれ、この音色が複雑なリズムやクラシック的なアプローチに乗せて延々と流れてくると、オヤジは何とも言えない不安感に苛まれるのだ。
 上手く説明出来なくて、もどかしいが、とにかく30代半ばに「恐怖の頭脳改革」を聴いて以来、現在まで「展覧会の絵」を聴こうが、「タルカス」を聴こうがEL&Pのどのアルバムを聴いても、オヤジは一貫してこの『不気味さ』を感じるようになってしまったのだ。
 そんな訳で、「恐怖の頭脳改革」というアルバムは、僕が今現在EL&Pに持っている印象を形作った思い出深いアルバムであり、EL&Pのアルバムの中では、先の『不気味さ』を最も感じるアルバムだと感じているのだ。
 梅雨時にこんなアルバムを聴くと、長雨が続いて災害が起こりそうな気がしてならない。前にも書いたが、EL&Pの音楽は天変地異の前触れだと思ってしまう。EL&Pのファンの方には申し訳ないが、これが現在オヤジがEL&Pの音楽に対して持っている正直な印象なのだ。
 ・・・・って、今回は聴き流し日記じゃ無くなってしまったな。オヤジの超個人的なEL&Pへの思いになってしまった。ここまで書いて反省している。(←もう遅い。)
 スマン、スマン。

 
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Category: 聴き流し日記 | Comment(2) | Trackback(0) | top↑ |
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これはダンナが持っていて一緒に聴いたんですが
思い出せない。
「展覧会の絵」はバッチリ頭に入っているんだけどね。

プログレはLPであっただけでCDとなるとイエスしかありません。
しかも、なかなか聴く気がおきない。

一番聴いたのは、ピンクフロイドの「狂気」と見返り牛さんのジャケでしたね。



しかし昔のロックのジャケはほんと素晴らしいの一言です!!
- | まり | URL | 2009.07.19(Sun) 19:43:51 | [EDIT] | top↑ |

>まり様

確かに、昔のジャケットは印象深いモノが多かったですね。
LPレコードは大きかったせいか、存在感が凄かったもんね。
特にプログレ系には、芸術的なジャケトが多かったと思います。


- | 土佐のオヤジ | URL | 2009.07.21(Tue) 08:32:55 | [EDIT] | top↑ |

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