ジョニー・ウィンターの「デラックス・エディション」を聴いてみた。

「まぁ、夫婦で運動して痩せる事ね。」
そう言われた事を思い出した。
なぜ、そんな事を思い出したかというと、ジョニー・ウィンターのベストアルバム「デラックス・エディション」のジャケットを眺めていたからだ。
このジョニー・ウィンターの不気味な風体を見てもらいたい。彼がアルビノであるという点を除いても、これほど痩せ細った体に入ったタトゥーは実に痛々しく、見ている方はショックを受けてしまう。同じ痩せるにしても、この風体からは不規則な生活と、酒と麻薬の香りしか浮かんで来ない。とにかく、
「わざわざ、ジャケットにして公衆の面前に晒さなくても・・・・。」
と思ってしまうのだ。
さて、アルバムの中身の方だが、こちらは、
「この体の何処からこれほど熱い音楽が出てくるんだ?」
と、いささか不思議になるぐらいパワーに溢れている。決して甘いブルースなんかじゃなく、キンキンな硬質の音で攻めるとんがったブルースなのだ。こういうのは絶対に白人にしか出来ないブルースであり、黒っぽいブルースに慣れているオヤジは、普段とは違うツボを刺激されて、不思議な感覚を覚えるのだ。
そういえば、ジョニー・ウィンターはまだ一度も来日してない。
「こういう人もいるんだなぁ・・・。」
[Music Johnny Winter]
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このアルバムではないが
こうして土佐のオヤジさんに プッシュしてもらって
聴くのもいいですね~
ギターはブルースばりばりな感じでしたね。
ブルースも遠ざかってたのでちょうどいい機会です。
>まり様
たまには、こういうブルースも面白いと思います。
聴いてみてね~。