ビル・エヴァンスの「アンダーカレント」を聴いてみた。

出発する前に、
「どんなアルバムを聴きながら走ろうかな?」
なんて事を少し考えたのだが、家でCDを選ぶ時間が無かったので車に積んだままのCDから一枚を選んだ。
「あらまぁ、こんな所にあったのか・・。久しぶりだなぁ・・・。」
そう思いながら流したのは、ビル・エヴァンスの「アンダーカレント」だ。このアルバムは、ビル・エヴァンスとギターのジム・ホールのデュオ作品で、10年ほど前まで年に何回も聴いては
「エエなぁ・・・・・。」
とため息をついていた記憶がある。
僕は「アンダーカレント」の最大の魅力は、静かな中にもピアノとギターが火花を散らす真剣勝負の会話があり、ピンとした緊張感の上に美しいロマンティシズムが成立している所にあると思っている。
何を思う訳でもないのだが、通夜へ向かう車の中で耳を傾ける音楽としては、上出来のような気がしてならなかったのだ。
[M;Bill Evans]
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