バド・パウエルの「ジャズ・ジャイアント」を聴いてみた。

「これから数カ月間は、炬燵と熱燗と鍋だけが人生の楽しみだ・・・。」
そんな事を考えている。
さて、前回、ミシェル・ペトルチアーニのアルバムを聴いて以来(←記事はこちらです。)この数日間はピアノばかり聴いている。
お決まりのビル・エヴァンスから始まって、キース・ジャレット、ハービー・ハンコックなんぞを聴いたのだが、久しぶりに聴いて、
「やっぱコイツは化け物じゃ。恐ろしや、恐ろしや・・・。」
そう思ったのはバド・パウエルだった。
まぁ半分予想していた事とは言え、アルバム「ジャズ・ジャイアント」には空いた口が塞がらなかった。
とにかく何かに取り憑かれたような演奏は、鬼気迫る凄味と、とろける様なロマンティシズムがビンビン感じられて、
「何考えて演奏するとこんなになるのだろう・・・?」
と、薄気味悪ささえ感じるほどだった。
バド・パウエルのCDは最近ほとんど聴かないが、たまに聴いて底なし沼のような演奏に身をゆだねるのも悪くないと思った事だった。とにかく凄いアルバムなのだ。恐ろしや~恐ろしや~。
[Music Bud Powell]
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NO SUBJECT
すごく興味が湧いてきました。いっぺん聴いてみます!
NO SUBJECT
そこにいれば それなりに 寒さを感じ
冬の生活に入るんですね
私も時々 冬は ビールでなく熱燗を一人 ちびちび いただくことがあります
料理用に使っている大関ですが、、、。
>ezee様
バドが、演奏しながらキース・ジャレットみたいに唸ってます。
恐ろしや~、恐ろしや~(笑)
>ba-chama様
話は変わるけど、大橋通の天狗は、確かメガネ屋さんだったような気がします。今でもあるのかな?今度通ったら気にかけときます。
そうそう、宇佐の街は、海に出る時は坂を上りますね。
街中は狭い道が入り組んでるので、天狗の祭りのイメージ、よく分かります。