イーグルスの「ザ・ロング・ラン」を聴いてみた。

長男は卒業後の進路も無事に決まり、現在は新生活への期待に胸を膨らます毎日を送っている。でも一方で、
「中学時代から6年間も通った学び舎にお別れをするのは少々寂しいよなぁ・・。」
なんて事も感じているようなのだ。
こんな様子を見たオヤジは、
「う~む・・・、青春しとるなぁ~。まぁ、とにかく立派に卒業してくれよ!」
なんて思いつつ、イーグルスの「ザ・ロング・ラン」というアルバムの事を思い出した。
ちょっと説明すると、「ザ・ロング・ラン」は80年代初頭に解散するイーグルスのラストアルバムで、あの「ホテル・カリフォルニア」の次のアルバムだ。当然、「ホテル・カリフォルニア」ほどのインパクトは無く、どちらかと言えば地味な印象のアルバムだが、内容は悪くないと感じている。
巷で『バンドの解散』と聞くと『行き詰まり』なんて言葉が頭に浮かぶのが常だが、「ザ・ロング・ラン」を聴く限りにおいては『音楽的な行き詰まり』どころか従来からのイメージはキチンと残しつつ、一部で新しい試みも感じられ、
「70年代を駆け抜けたイーグルスの最後の姿を感じさせる内容豊かなアルバムだ。」
そう思ってしまうのだ。
そして、
「『ザ・ロング・ラン』は、結果的にイーグルスというバンドの歴史を静かに閉じる為に、わざわざ作られたアルバムじゃないのか?」
そんな気がしてならない。
いずれにしろ、
「一つの歴史を閉じる時、最後まで手を抜かない姿勢は後々の評価に大きく関わってくるんだぞ!」
そんな事をこのアルバムから言われているような気がするオヤジなのだ。
「長男君、最後まで高校生活、手を抜くなよ。」
[Music Eagles]
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NO SUBJECT
きっと息子さんもこれから
無駄のない生き方されるでしょうね
オヤジさんに似て、、。
>ba-chama様
なんて言われると困るのですが・・・。
まぁ、息子には立派に一人立ちしてもらいたいと思う訳です。ハイ。