グラント・グリーンの「グランツ・ファースト・スタンド」を聴いてみた。

「こいつ、誰かに似てるよなぁ~。」
と思っていた。そして先週の事だが、それが誰なのかやっと分かった。グラント・グリーンなのだ。CDの棚を漁っていて、グラント・グリーンの「グランツ・ファースト・スタンド」を見つけて、
「・・・分かった・・・こいつや・・・。この顔や・・・。」
と一人つぶやいた事だった。
ジャケットを見て頂ければ分かると思うのだが、グラント・グリーンは何となく愛嬌のある顔をしている。僕の会社に出入りしている営業マンも、
「顔が濃いけど、愛嬌があって憎めない。」
そんな印象があるのだ。
さて、このアルバム。ジャケット眺めて頷くだけでなく、キチンと聴いてみたのだが、元来グラント・グリーンは大好きなギタリストなので、十分に楽しませてもらった。
彼のギターはジャズというよりも、ブルースの影響が非常に強く、ロック系のギタリストのようにチョーキングこそしないが、その真っ黒な音の世界に身を置くと、実に気持ちが良い。
グラント・グリーンには「フィーリン・ザ・スピリット」という名盤があるけれども、「グランツ・ファースト・スタンド」も決して悪くなく、彼独特のブルージーな世界が楽しめると思っている。
話は変わるけど、ブルーノートのジャケットって、ホント、カッコイイと思いますね。
[Music Grant Green]
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