ビートルズの「A Hard Day’s Night」を聴いてみた。

当時僕が通っていた高校には、ビートルズ好きの4人が集まって作った“ビートレス”というコピーバンドがあった。
曲のコピーのみならず、楽器の演奏スタイルや髪型、服装に至るまで真似て演奏していたので、見ている方としては実に面白かった記憶がある。
特に服装は、学ランの襟を内側に折り込んでスーツに見立てたスタイルが、妙に本家のビートルズっぽくて、
「へ~~!上手い事考えるモンじゃ!」
と感心した事を覚えている。
オヤジはビートルズに代表されるようなマージービートを聴くと、ジワリとノスタルジックな感情が湧いてきて胸の奥がキュンとなる。
若い頃熱心にビートルズを聴いていた訳では無いのに、突然、高校の時に好きだった女の子の顔が頭に浮かんだりして、ドキッとする事があるのだ。
僕が社会人になった頃から、時々ビートルズのアルバムを聴くようになったのは、意識している訳ではないが、この『ノスタルジックな感覚を味わいたい!』という思いからではないのか?と最近は考えている。
今回聴いた「A Hard Day’s Night」に対しても同じで、約20年ぶりに流すと1曲目のタイトル曲「A Hard Day’s Night」で、いきなり高校の頃のコピーバンドの面々が頭に浮かんだ訳で、実に懐かしい思いがしたのだ。
ビートルズに対してこういう聴き方は少々不謹慎かも知れないが、僕の中では一番楽しい聴き方だと思っている。
[Music Beatles]
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