ジョージ・ベンソンの「Livin Inside Your Love 」を聴いてみた。

「俺は若い頃、一体どうやって眠っていたのだろう・・・?」
そんな事を最近よく考える。
この疑問に、完全ではないけれど少し答えを出してくれたのが、週末に聴いたジョージ・ベンソンの古いアルバム「リヴィン・インサイド・ユア・ラヴ」だった。
大学生の頃に聴いていたカセット・テープなので、決して音は良くないが、アルバムタイトル曲の「リヴィン・インサイド・ユア・ラヴ」が流れ始めると、当時の東京の夜景が頭に浮かび、非常にバブリーな気持ちになった。そして、
「あの頃は、6畳一間のアパートでこのテープを流しながら、気分だけは超高層マンションでイイ女とビールを飲みつつ夜景を眺めているような感覚に浸っていたよなぁ・・・・。」
そんな事を思い出し、
「多分、音楽で気分だけでもバブリーになってクソ暑い夏を乗り切っていたんだろうなぁ~。いやはや・・・若いって事は物凄い事じゃ!」
そう思い、苦笑いした事だった。
元来ジョージ・ベンソンのアルバムは全部大好きだが、過去の情景を頭に浮かべる事が出来るのは大学生の時に聴いた数枚で、中でも「リヴィン・インサイド・ユア・ラヴ」は当時何度も聴き込んだ記憶がある。参加ミュージシャンが全て僕好みだった事もあるが、それ以上に、
「全体から感じられるバブリーな気持ち良さが、当時の自分が憧れた雰囲気そのままだった。」
そういう事なのだ。
実に名盤なり。
George Benson & Earl Klugh Living Inside Your Love
[Music George Benson]
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