スティーヴ・ヴァイの「パッション・アンド・ウォーフェア」を聴いてみた。

弾いているのは、ブルースのペンタトニック・スケールで、似たようなフレーズを繰り返す為、何て事無いのだが、
「結局、基本的なブルースが一番カッコイイ!」
などと思っている上に、自分ではクラプトンにでもなったつもりなので、非常にタチが悪いのだ。(←家族は迷惑そうです)
さて、そんな考えのオヤジからは、“雲の上”というよりも“宇宙の彼方”程かけ離れた存在なのがスティーヴ・ヴァイだ。ホント、この人のギターは信じられない。
今回聴いたアルバム「パッション・アンド・ウォーフェア」にしても、今から20年も昔に発売された事がどうしても信じられない内容で、何回聴いても、
「オヤジの残りの人生全てを賭けてギターを練習しても、こんなには絶対弾けん!!」
そう確信が持てる程、物凄いギターを聴かせてくれるのだ。
そもそも、50歳が近くなってしまったオヤジには『「パッション・アンド・ウォーフェア」のようにエレキギターを弾こう』なんて発想がまるで無い。ガチガチに凝り固まった頭には音楽のジャンル別にギターの音色とメロディーの住み分けが出来上がってしまっているのだ。
しかしスティーヴ・ヴァイは、この垣根をぶち壊した上で、イヤラシイほどのテクニックを駆使して縦横無尽に個性的な音楽を聴かせる。そして根底にはキチンとロックを感じさせるのだ。
「時々はこういう音楽を聴いて、凝り固まった頭を柔軟にせねば・・。」
そんな事を考えたアルバムなのだ。
[Music Steve Vai]
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土佐のオヤジ様
「パッション・アンド・ウォーフェア」を今朝の
出勤時に聴いてました。異次元のテクニックですよね
G3での来日公演時、いきなり「パッション~」のM-8からスタートして、涙流しながら観てました。
ギターを弾くのは楽しいです。
>ぶらうん様
ここまで弾くと、上手いとかのレベルじゃなくて、ちょっと変態的な感じがします。
でも、変態プレイ、そこが良いのです。
って、我ながら変なリコメだな。