ボストンの「幻想飛行」を聴いてみた。

というと、先日「カンサス」について書いた記事に対していただいたコメントの中で、ボストンの話題があって、
「そういえば、ボストンちゅうバンドがあったぞ~。懐かしいなぁ~。分厚い音で、プログレっぽかったよなぁ~。」
とまあ、突然思い出した訳だ。
でもって、週末にTUTAYAに出かけて行って、レンタルしてきたのが、「幻想飛行」だった。
ボストンは、中学の頃、本屋で立ち読みしていた「ミュージック・ライフ」等の雑誌に、しょっちゅう紹介されていて、その内容は、
「トム・ショルツというマサチューセッツ工科大学出身のエンジニアが作った、最新の音を再現するすごいバンド。」
みたいな記事で、すぐ影響される僕は、曲を聴く前から、
「おお~。トム・ショルツ。顔はブサイクやけど、かっこえいの~。やっぱり、ミュージシャンは理科系がエエの~。」
なんて、呑気な事を考えていた。
で、そんな事は思い出すのに、アルバムの内容はあまり良く覚えていない。
いざ、聴いてみて、思い出したのは、1曲目の「More Than A Feeling」だけで、残りの曲はすべて記憶がブツ切れで、知ってるフレーズがたまに出てくる程度だ。
そんな状態なもんで、実に客観的な話になってしまうのだが、この音を聴くと、当時このアルバムが話題になり、売れたのがよく分かる。こんな分厚くて、粘りつくようなギターの音は、あの当時は無かったと思うのだ。それに、アコースティックギターの音も、最近の音とそんなに変わらず、違和感が全然ない。
音が新鮮で、プログレとは言いながらも、曲はポップで覚え易い。これ、受ける事必至・・・。
今度は、「ドント・ルック・バック」を聴いてみよう。そっちの方が、もっと記憶に残っている気がする。
Boston More Than A Feeling
[M;Boston]
- 関連記事
私はひねくれ者なのか”サード・ステージ”が一番好きでございます。
ジャケット眺めながら”ええなあ~”宇宙空間を漂っている感じです。
サードステージ・・・。アマンダが収録されてる超有名アルバムですよね?
でも、オヤジは、聴いた事ない。
僕は、当時から、どうもボストンに引っ掛かってないんですよね。
あれほど有名なバンドなのに、我ながら不思議です。
出身のトム・シュルツならではのスタジオワークが光っています。この人2m誓い長身で、ギターがおもちゃに見えます。手も大きいでしょうね。うらやましい。
そうでした、そうでした。思い出してきたぞ~。No Synthesizerで話題になっていましたね。
当時、雑誌の記事を読んで、「ホ~」なんて感心してました。
でも、そんな知識ばかりで、曲を思い出せないのが悲しいのだ。