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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ スコーピオンズの「ヴァージン・キラー」で抱いたヘビーメタルへの違和感の話。
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スコーピオンズの「ヴァージン・キラー」で抱いたヘビーメタルへの違和感の話。

2007.09.07 Fri
ヴァージンキラー

 話は突然始まるのだが、僕が思うに、音楽好きは皆、
「まずは、自分の大好きなミュージシャンやバンドが何組かあって、それよりも多い数の、よく聴くミュージシャンがいて、その周辺には、なんとなく引っかかる、かなりの数の、曲や音楽家がいる。」

 という、例えて言えば、お気に入りの度合いを示したピラミッドか、富士山みたいな三角形の構造を頭の中で自然に構築しているんじゃないかと思うのだ。
 で、高校1年当時、僕の頭の中にあった音楽ピラミッドの真ん中(←富士山で言うなら、5合目付近か?)あたりをうろちょろしていたバンドがスコーピオンズ。(←わかりにくくてすいません。自分のイメージを上手く文章に表現出来ないのです。)
「スコーピオンズのアルバム、ヴァージン・キラーがカッコえいぞ~。」

 という話は、高1になった頃から聞こえてはいたが、当時、アルバムを持っている友達は誰もいなかった。
 というのも、このアルバム、ご覧の通りの、少女の股間が光っているヌード写真がデザインされたジャケットで、おまけに、タイトルが「ヴァージン・キラー」なのだから、恥ずかしくて、レコード店でも、気楽に手に取って、眺められる代物ではなかったのだ。
「よくまあ、こんな問題になりそうなジャケットにしたもんじゃ。これじゃぁ、高知の田舎では売れんぞ!」
「あほう。スコーピオンズが、高知の事まで考えて、アルバムのデザインする訳がないやんか。これは、これで話題作りよ。」
「けど、こんなアルバム彼女にも貸せんぞ!?俺がスケベやと思われるやんか。」
「お前、スケベやんか。」
「へぇ?」

 などと、訳の分からない話を、友人とレコード店でしていたものだ。
 しかし、そんな事ばかりも言っていられないので、僕は、結局このアルバムを購入した。
 で、下宿へ帰って、アルバムタイトルの曲「ヴァージン・キラー」をはじめ、全曲をじっくりと聴いてみたのだが、ここで僕は、
「ん!?このバンド、イメージと曲が違うぞ!」

 と思ってしまった。
 このアルバムを聴くまで、僕の頭の中のスコーピオンズは、その風貌や、蠍のバンド名、挑発的なアルバムジャケットから、非常に攻撃的で、演奏が荒くて重い、ちょっとパンクを感じさせるような、強引なハードロックバンドのイメージがあった。
 ところが、実際に聴いてみると、バックで流れるギターの音は、歪みの強い金属的な音で、決して、重い印象を持たなかった。ボーカルだって、ガンガンシャウトするのは、お約束としても、結構きちんと歌っている。そして、最も注目していたギタリスト、ウルリッヒ・ロートのギターソロは、一方で物凄いドライブ感とビブラートに驚きながらも、同時に、スケール練習のような粒の揃ったアドリブに、ドイツ人独特の几帳面さと、つまらなさも感じてしまったのだ。
「こいつら悪ぶってるけど、ホントは、すごい真面目で、几帳面な奴等かもしれんぞ~。」

 と、密かに思ったものだ。
 ま、彼等が真面目で几帳面かどうかは別にして、一部のスケール練習のような早弾きのアドリブを聴いて、僕は、スコーピオンズというバンドに、何となく薄っぺらな印象を持ったのだ。
 今考えてみると、
「この時初めて、ヘビーメタルと呼んでもいい曲を聴いたのかも知れない・・・。」

 と、思うのだが、結局このスコーピオンズのアルバムをきっかけに、その後、続々と登場するヘビーメタルと呼ばれるバンドに、なんとなく違和感を抱くようになっていった事を覚えている。
 そんな事を思い出して、「ヴァージン・キラー」を聴いてみました。
 改めて聴くと、このアルバム、最近のヘビメタバンドの音(←ロクに聴いた事ないけど・・・。)に比べると、かなり聴き易い。曲の古さも、それほど感じなかった。(←こっちの頭が古いのでそう感じるのかも知れないが・・・。)
 僕は、未だにヘビーメタルに対する違和感が完全には抜けないけれど、このアルバム、当時と比べると、比較にならない程楽しんで聴けると感じた。昔はいちいち気になって引っ掛かった事が、許せるのだ。まあ、それだけ年取って、自分の音楽のキャパが広がったという事なのだろう。(←逆に言えば、こだわりが無くなったという事か?)
「年取るのも悪くないな・・・・。」

 なんて、思わせる一枚でした。


SCORPIONS-VIRGIN KILLER





[M;Scorpions]



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Category: 高校1年の頃 | Comment(6) | Trackback(0) | top↑ |
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スコーピオンズ、私は好きなバンドでした。私の中では、ハードロックの様式美というかツボを押さえていて、メタルという認識はなかったですね。
- | おっさん | URL | 2007.09.09(Sun) 01:11:48 | [EDIT] | top↑ |

ヘヴィ・メタ ヘヴィ・メタと周りが言うもんだから、そのつもりで聴いたら”ん~?なんか音がポップっぽいな”という印象を受けた記憶があります。このジャケットといい、ブラインド・フェイスといい 一時この手のジャケが出回りましたね。
- | 朱音 | URL | 2007.09.09(Sun) 06:57:44 | [EDIT] | top↑ |

>おっさん様
さすがに冷静な分析をされてますね。
どうも、若い頃は凝り固まった曲の聴き方をしていたもので、今聴いて、目からウロコ的な曲が多いのです。
今回のスコーピオンズもそんな一枚かな?
- | 土佐のオヤジ | URL | 2007.09.09(Sun) 18:57:31 | [EDIT] | top↑ |

>朱音様
このジャケット。
恥ずかしくて手に取れないとは言いながらも、レコード店に友人達と行くたびに話題になっていたので、すごい意識していたんだと思います。
ブラインド・フェイスは、上半身だから、これほどでは無いにしろ、チラチラ眺めていたスケベ学生(←私ね!)がいた事は、事実です。
久しぶりにクラプトン、聴いてみようと思うのだ。
- | 土佐のオヤジ | URL | 2007.09.09(Sun) 19:03:28 | [EDIT] | top↑ |

こんばんは

僕は、HMをちゃんと聴いた事がないです。
このアルバムのジャケットは、問題になり
そうなジャケットですね。
ブラインド・フェイスのジャケットも
幼女?なので、ヤバイですね。
そういえば、ガンズのアペタイトも
ジャケットが、レイプ現場になっていて
問題になったんでしたっけ?
それで、十字架に骸骨のジャケに
なったとか。うろ覚えなんで、
事実かどうかは、分かりません。

うちのブログをリンクして
くださったようで、ありがとうございます。
こちらも、リンクさせていただきますね。
- | ようへい | URL | 2007.09.10(Mon) 20:26:00 | [EDIT] | top↑ |

>ようへい様
アペタイト~は、確かに、レイプジャケットの問題で、差し替えになってます。
で、この辺の危険な話題から、僕もガンズを聴くようになっていった訳です。
危険なアルバムジャケットは、どうしても聴きたくなりますね。
- | 土佐のオヤジ | URL | 2007.09.10(Mon) 20:57:09 | [EDIT] | top↑ |

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