クリームの「グッバイ・クリーム」を聴いてみた。

昨日になって、
「んじゃぁ、ちょいと聴いてみるかな?」
なんて思いCDを探している時に、ふと、クリームの「グッバイ・クリーム」が目に止まった。
「う~む・・コレもクラプトンだわなぁ・・。何となく懐かしい感じがするぞ・・・。」
などと考え、「ピルグリム」の事なんぞすっかり忘れて、
「よし、ちょいとコレを聴いてみよう!」
そう思い、「グッバイ・クリーム」を流したのだ。
中学生の頃、オヤジはクリームの良さがいま一つよく分からなかった記憶がある。延々と続く火花を散らすようなインプロビゼイションの凄さを理解するには少々お子様だった訳で、クリームの凄さが本当に分かる気がしたのは高校時代も後半だったように記憶している。
今回聴いてみると、やはりメンバー全員がそれぞれの個性をむき出しにして火花を散らす「アイム・ソー・グラッド」辺りが耳を引く(←『耳を引く』なんて表現あったっけ?心配だ。)。彼等の熱い演奏を聴けば聴くほど、
「こいつら感覚的にはジャズをやってるのと同じなんだろうなぁ・・。」
そんな事を思ってしまった。
「グッバイ・クリーム」はクリーム最後のアルバムで、解散を前にしてメンバーの仲が最悪の状態だったにも拘わらず、何故か中身は素晴らしい。ちょいと地味な印象のアルバムかも知れないが、オヤジは密かに名盤だと思っているのだ。(←密かに思わなくても聴けば誰でも名盤と思うだろうけどさ・・・。)
[M;Cream]




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こんばんはオヤジさん
紅石と言います。
洋楽はあまり聞いたことがなかったのですが、父が80'sに流行ったディスコ音楽などをパソコンで拾っては流しているのを聞きいてから、歌詞の意味はわからなくても素敵だなぁ~、と思うようになりました。
(今の時代はケータイやパソコンがあれば簡単に和訳された歌詞も検索できるので、本当に便利な世の中ですね)
それからは父がTSUTAYAの洋楽コーナーに無いと嘆いていたアーティストさんの楽曲をネットで探したりと、まだ少しかじった程度ですが洋楽のことを好きになっていってます。
オヤジさんのブログで紹介されている楽曲は、全てではないですが聞いてみていいなぁ~と思えるものと出逢えました。
(好みなのか、それとも許容範囲がまだ狭いのか…)
とても参考になったので、お礼のコメントを書かせていただきました。
ありがとうございます。
これからも素敵な楽曲を紹介していってくださいね。
> 紅石様
80年代のディスコ音楽を拾っているお父様は、僕と同世代というところでしょうか?
僕のブログで紹介しているアルバムは自分が若い頃に聴いたものか、聴き逃したアルバムがほとんどです。
これからもよろしくお願いします。
いつでも遊びに来てくださいね。
かなり長い間、お子様だったということです(^_^;)。
今は、クラプトンもクリームも大好きですが\(^-^)/
>波野井露楠様
クリームの音楽の真髄って、結構複雑で難解なモノじゃないかと思うんですね。
僕の場合、ギターが好きだった事もあり、その辺からクラプトンへのアプローチが始まった記憶があります。
ブログ村から飛んで来ました
60年代のバンドの面白いところって、やっぱり、ジャズorブルーズミュージシャンがロックを手探りな感じで演奏しているのが面白いですよね。
>Medeski様
60年代のバンドはまだ混沌とした部分が多くて面白いと思ってます。
僕は70~80年代の音楽で育った世代ですが、根っこにある60年代の音楽は興味深いですね。