マイルス・デイヴィスの「ビッチェズ・ブリュー」を聴いてみた。

オヤジは「ビッチェズ・ブリュー」というアルバムの存在は高校生の頃から知っていた。
「マイルス・デイヴィスのアルバムらしいけど、なかなか凄いみたいやぞ・・・。」
そんな噂は耳にしていたが、実際に聴いたのは1984年の秋、大学3回生の時で、女性ボーカルを中心にしたファンク系のバンドの手伝いをしていた頃だ。たまたまレンタルレコード店で目にして、
「そういえば、このアルバム昔聴いてみたかったよなぁ・・・。」
などと思い手にしたのだが、結構衝撃を受けた事を覚えている。
「ビッチェズ・ブリュー」は個人的な見解からすると、ジャズの要素、フュージョン音楽への誘い、ファンクの匂いそれらが混然一体となって大迫力で押しまくる音の洪水アルバムだと思っている。
ただ、当時一番驚いたのは、こんな音楽を1970年に発表していたマイルス・デイヴィスというアーティストの存在だった。
「マイルスって、俺が小学生の時にすでにこんな事やってたんだ・・・。」
そう考えると何となく恐ろしかった事を覚えている。
今回流しても、どうしても1970年発表のアルバムとは思えない。マイルスのオーラは無論のこと、音の洪水は今聴いても緊張感に溢れオヤジの頭の中を駆け巡るのだ。
いやはや・・・・凄いアルバムである。
[Music Miles Davis]




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二度目まして
http://www.nhk.or.jp/archives/nhk-archives/past/2011/110925.html
僕は彼の音楽をほんの少しだけしか聴いたこともなく、
正直それほど好きではないのですが(苦笑)、
それでも、あの生き方はカッコ良すぎて笑えるくらい、
カッコ良かったと思います。
>スズキ様
カッコ良かったですね。
マイルスの音楽って難しいと思います。
なかなか分からないけど、時間が経過したら分かる。
そんな印象がありますね。