ジョン・メイヤーの「バトル・スタディー」を聴いてみた。

で、こういう時は頭の中をスルスルと流れて行くシンプルで、言い方は悪いが“すぐ忘れるような”曲を流すのが良いと思っている。しかし、完全にBGMになってしまうような曲でもマズイ。ふと耳を傾けた時に、
「おっ!イイね!」
と思うぐらいのレベルはキチンと維持していないと困るのだ。(←ややこしくて、我儘な事は分かってます。)
オヤジは数年前から時々ジョン・メイヤーのアルバムを聴いているが、彼のアルバムはこの辺の条件を十分にクリアしていると思っている。今回は昨年発表されたアルバム、「バトル・スタディーズ」を初めて聴いたけど、実に気持ちが良かった。
ジョン・メイヤーというとギタリストとしても超一流なので、ついついそっちの方を意識して聴こうとしてしまうが、面白い事に、この人の曲はギターをあまり意識させない。よく耳を澄ますと、抜群にセンスの良いギターが流れているのだが、最終的には
「まぁ、そんな事はどうでもいいわ・・・。」
なんて思い、心地よい音の流れだけが何も考えてない頭の中をスルスルと通り抜けてゆくのだ。
昔オヤジは、
「ジョン・メイヤーの曲は若者の音楽だ!」
そう思っていた時期がある。でも最近はそうは思わなくなった。偉そうな事を言うと、何度も聴く事で彼の音楽の根底に流れる美意識のようなモノが何となく理解出来て、自分みたいなオヤジでも知らず知らずに楽しめるアーティストになったのだ。
ジョン・メイヤー、これからも注目だと思ってます。
[Music John Mayer]




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NO SUBJECT
上手いくせにそれほど弾き過ぎないギター。
(ライブとかではかなり弾き倒すようですが…)
歌わせても程良くスモーキーな声でなかなかいい感じ。
おまけに曲もいい曲書くんですよね、挙句の果てに顔もいいし。
まったくもってケシカラン男だと思いませんか?(笑)
>スズキ様
私もケシカラン!と思います。
色々な女優と浮名を流してるし・・・。
よって、ジョン・メイヤーはもう聴かない!
って、嘘、嘘。(笑)