アル・ディ・メオラの「スプレンディド・ホテル」を聴いてみた。

「懐かしさのあまり悶絶してしまった・・・」
などといい加減な事を書いたが(←こちらです。)妙なもので、この悶絶体験からなかなか抜け出せない。
彼等のコンビネーションが、自分の聴いてきた音楽の中でも非常に重要な部分を占めているような気がして、二人が参加している古いアルバムを頭に浮かべては、
「そういえば、あのアルバムは名盤だよなぁ・・・。」
なんて事をボンヤリ考えるのが楽しくてたまらないのだ。そんな訳で今日はもう一枚アル・ディ・メオラと2人が組んだアルバムの話をさせてもらいたい。「スプレンディド・ホテル」だ。
前に悶絶したアルバム、「エレクトリック・ランデブー」よりも少し古いアルバムで、大学1回生の時にサークルの先輩に借りてカセットテープへダビングしたのだが、当時のLPレコードでは2枚組になっていて、大作という感じがしたのを覚えている。
久しぶりに真面目に聴いてみると、はっきり言って「エレクトリック・ランデブー」なんかよりも数倍良い気がする。これだけ全面的にラテンの雰囲気で押しまくりながらも、それぞれの曲がバラエティー豊かで構成も面白いせいか、あんまり退屈しない。アンソニーとガッドのリズム部隊は当然なのだが、その上に乗っかるアル・ディ・メオラのエレキとアコースティックを使い分けたギタープレイが非常に力強く、
「ちょっとやり過ぎじゃない・・?」
なんて感じるけれど、曲のイメージに合っている分そんなに違和感が無いのだ。
オヤジはこのアルバムによって、アル・ディ・メオラというギタリストのイメージが自分の中で固まったような気がしているのだ。
[Music Al Di Meola]




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