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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~ ノラ・ジョーンズの「ノット・トゥ・レイト」を聴いてみた。
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ノラ・ジョーンズの「ノット・トゥ・レイト」を聴いてみた。

2012.04.20 Fri
not too late ノラ・ジョーンズって人は、ついついジャズシンガーのようなイメージを抱いてしまうのだが、アルバム「ノット・トゥ・レイト」を聴くとそうじゃない事がよく分かる。
「んじゃぁ、どんな歌手なのよ?」
 って聞かれると説明に困るが、「ノット・トゥ・レイト」に収録された曲の数々は、フォークソングの香りがしたり、カントリーの影響が強く感じられたり、そうかと言ってジャズのエッセンスが無いわけでもなく・・・とまぁ一言で言うのが実に難しいのだ。そして、自由でメロディアスな曲をオヤジ好みの声で語りかけるように歌われると妙な色気を感じてしまい、つい、
「ふふふふっ・・・。」
 なんて笑ってしまうのだが、当の本人のノラ・ジョーンズは、
「私はこんなアルバム作るのはチョロいもんなのよ・・・・バカ。」
 なんて裏で思っているような気がするのだ。
 話は変わるが、最近オヤジは林芙美子の「放浪記」を読んでいる。この小説は恋と貧困の中で悪戦苦闘する著者自身の壮絶な半生を日記形式で綴っていて、なかなか面白い。彼女は男に捨てられてもいじらしいほど毅然とした態度で生きて行こうとする一方で、明日はこの身を売ろうか・・?などと考えてもみる。強さと弱さを交互にさらけ出しながらジタバタと生きる姿が壮絶で、そんな生活の中で綴られる詩の数々は世の中を見透かしているようで少々恐ろしい。
 そして、オヤジはこれと同じ事を「ノット・トゥ・レイト」からも感じている。ノラ・ジョーンズも、語りかけるように美しく歌いながらも、曲の裏側から世の中を、いや、もっと細かく言うと、オヤジのようなマヌケな男の心の内側を見透かして鼻で笑っているような気がしてならないのだ。それでも、
「あんたの事は全部知ってるのよ。」
 なんて耳元で言われていそうな音楽に身をゆだねつつ、
「んじゃぁ、好きにすればいいじゃねえか。」
 なんて事を考えるのは、悪くないもんだと思うのだ。

 
[Music Norah Jones]

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