渡辺貞夫の「モーニング・アイランド」を聴いてみた。
そうなると、オヤジは、休日の早朝散歩を楽しむようになる。散歩から戻って、コーヒーでも飲みながら、うるさい子供達が目を覚ます前に、のんびりと聴きたいのが渡辺貞夫の「モーニング・アイランド」だ。
ニューヨークの風景をバックに、ナベサダがにっこりと笑うこのジャケットは、高校2年当時の僕の憧れの的であった。
前作の「カリフォルニア・シャワー」に続いてデイヴ・グルーシンを中心としたミュージシャン達が参加したアルバムで、色々なスタジオミュージシャンに憧れ、ニューヨークに憧れて、ジャケットを眺めながら、
「う~む・・・。」
と、唸っていた自分を思い出す。
当時からナベサダは、大御所的な雰囲気があって、
「ちょっとその辺の若造ミュージシャンとは、落ち着きが違うぞ!」
なんて、思っていたのだが、アルバムの内容は、実に聴きやすく、美しい曲が多い。
あれから、30年近く時間が流れたけれど、今でも、当時のままに憧れる事が出来るアルバムだと思っている。
[Music 渡辺貞夫]
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