フォープレイの「フォープレイ」を聴いてみた。

・・・で、問題はこういう時に聴く音楽なのだ。こんな陽気で深刻なジャズなんてダメだし、そうかと言って元気なハードロックは妙に疲れる。流行の洋楽の気分じゃないし、邦楽は貧乏臭い・・・などと考えた末に、
「やっぱ、この辺かなぁ?」
的にオヤジはフォープレイを選んだ。アルバムは彼らのデビュー作の「フォープレイ」。
「こういう時は質の良いフュージョンを流しながら街を歩くのが自然なのだ。」
などと勝手な理屈をこねた結果だが、要するに『フュージョンが聴きたかった』というだけなのだ。
そんな訳で、フォープレイの話をするが、彼らの音楽はとても便利である。昼でも夜でも気持ち良く聴けて満足する。今回も秋晴れの空の下、街を歩きながらフォープレイの音が耳から入ってくるだけで、目に映る高知の風景をニューヨークの街の一角のように錯覚する。(←「そんなわけ無いだろ!」って声が聞こえてきそうだが、オヤジの妄想を許してくれ!)
考えてみれば、オヤジは昔からこういう妄想遊びが大好きで、東京に住んでいた頃は、通勤途中の街並みと耳から入る音楽を融合させて様々な妄想を膨らませていた。ある時はヨーロッパの街角を歩いているような気分になり、またある時は営団地下鉄がニューヨークの地下鉄になり、雨が降れば暗い過去を引きずる男を演じ、夜になれば敵に追われるスパイの気分となる。(←書いてて恥ずかしぞ!)・・とまぁそんなふうに、オヤジの場合、選曲一つで街並みから受ける印象をコロコロ変えて楽しむ事が出来るので、移動中に音楽さえ聴ければ全く退屈する事が無いのだ。(←頭の構造が単純なだけなんだけど・・。)
今回もフォープレイと共に妄想の中のニューヨークの街並みを抜けて、あっと言う間に会場のグランドへ到着した次第だ。何か文句あっか??
fourplay - 101 eastbound
[Music Fourplay]




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