アーティスト別検索 ( JAZZ・フュージョン・その他記事 )
Al Di Meola

妙に粒のそろったギターの速弾きが魅力の御仁。この人がオベーションのアコースティックをポチポチ弾くと、楽器独特の固い音質と、強いピッキングとがあいまって、決して美しいとは言えないギターの音色が飛び出すわけ。・・・ってあんまり褒めてないけど、決して嫌いじゃないんですよ。でも何か文句を言いたいわけ。




Al Jarreau

人間離れしたスキャットが魅力の大御所。声の質がストレートなので、嫌いな人はいないと思う。大学生の時に同じサークルでアル・ジャロウの物まねをする先輩がいた事を思い出した。当然、歌マネではなくて顔マネだったけど。でも飲んだ席では抱腹絶倒モノだったのを覚えている。あの人、元気だろうか?

Amanda-Brecker

お父ちゃんはランディー・ブレッカー、お母ちゃんはイリアーヌ・イリアス。でも、そんな事関係ない。美人だし音楽も素敵なアーティスト。休日の午後にノンビリ聴きたい気分。そんでもって、聴き逃したらいけないのが歌の上手さ。ぼんやりしてると気が付かないけど、実は凄く歌が上手い。美人だから目立たないのだな。

・再び、アマンダ・ブレッカーの「ブラジリアン・パッション」を聴いてみた


Anita O'Day

癖のある歌い方だと思うけど、歌のテクニックは超一流。ちょっと人間業とは思えなかったりするくらいのレベルなのだ。それは、黒人ボーカルのアドリブが冴えるテクニカルさとは異なる、良い意味で白人女性独特の「軽くて型にはまった」、言い方を替えれば「楽譜にしやすい」そんな上手さなのだ。分かるかなぁ???

Annekei

「いいとこのお嬢さんが一生懸命に歌ったら、案外上手で調子にのってる。」そんな感じがするアーティスト。それにしても美人は得だ。調子にのろうが、どうしようがオヤジは無条件で許します。でも、この人、アルバム1枚最初から最後まで聴くと癒されながらも飽きるよ。顔だけ眺めてる方が良いのかな?


Art Blakey

いわゆる大御所と言われる一人かな?高笑いしながら高速でドラムを叩く迫力と技に、昔ライブを見に行って度胆をぬかれた事を思い出す。こういうカリスマ性を感じさせるジャズ・ミュージシャンは最近は見当たらない。テクニックや歌心よりも、存在自体がJAZZって思えるような人物は貴重だと思う次第だ。

+お盆休みのアジフライとモーニンの話

Art Farmer

いかつい顔に似合わず、音楽は素朴で優しいイメージ。いつでも安心して聴けるトランペットというと、まずはこの人が頭に浮かぶ。オヤジはアート・ファーマーに子供の頃に近所にいた優しいオジサン的なイメージをずっと持っていて、逆に言えばそんな押しの強くない演奏スタイルからトランペットのわりには地味な印象を受ける。


Art Pepper

古いモダンジャズの中では一番よく聴くアルトだ。いつも「まずは、この辺から・・・」って感じ。ジャズを聴く時の準備体操的なミュージシャン。そんな感じだから、非常にスタンダードだし、分かり易い。それでいてジャズ的なエッセンスはビンビン感じられる超一流の御仁。普通に大好き!ですな。

・アート・ペッパーの「サーフ・ライド」を聴いてみた


・再び、アート・ペッパーの「モダン・アート」を聴いてみた


Bill Evans

「ビル・エヴァンスのピアノには水割りが似合う」と昔からオヤジは思っている。真面目に音を聴くと、非常に神経質で張りつめた世界があるのだが、ボンヤリ聴けば、静かにウィスキーが飲みたくなってくるのだ。夜、家の者が寝静まった秋の夜長、この人のピアノとアルコールはオヤジをいつも癒してくれる。

+子供が生まれた時も音楽を聴いていたのだ
・再び、ビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」を聴いてみた


・ビル・エヴァンスの「ムーン・ビームス」を聴いてみた



Billie Holiday

正直言って、あんまり好きなミュージシャンじゃないのだ。音楽的な事ではなく、曲を聴いていると、彼女の不幸な生い立ちや悲しみが頭に浮かんで疲れてしまうのだ。音楽は様々な感情が表現できる素晴らしいモノだけど、あまりに大きな社会問題や宗教に絡むような物事を頭に思い浮かばせるのはどうか?っていつも思う。

Bobby Hutcherson

昔からオヤジはヴィブラフォンが演奏出来るって人が感覚的に信じられない。だからこういう人物は無条件に尊敬し偉いと思っている。これはオヤジの感覚なんだけど、最も演奏するのが難しい部類の楽器がヴィブラフォンじゃないかと思う。メロディー的な音感とリズム的な音感、双方が高レベルで要求されるからなぁ・・・。

Bob James

僕はこの人のアルバムを聴いて、フュージョンが好きになりました。高校2年の時です。なのに、大学生になると、アドリブの手数が少ないキーボードの先輩を「ボブ・ジェームスみたいだ!」なんて言ってからかった記憶があります。ボブ・ジェームズさん、ごめんなさい。実は馬鹿にしながらあなたのアルバムはずっと聴いてます。

・ボブ・ジェームスの「タッチダウン」を聴いてみた
Booker Little

トランペット奏者って、早くに亡くなる人が多い。このブッカー・リトルも例に漏れず23才で亡くなっている。オヤジはこの人のアルバムをそんなに聴いてないので偉そうな事は言えないけれど、今の所、この時代の人には珍しく「キチンとした楽曲を作る人」って印象を持っている。皆様どんなだ??

Bud Powell

狂気の天才という意味ではチャー・リーパーカー以上だと思ってる。聴くには根性と覚悟が必要な御仁。恐ろしくスピーディーなアドリブをかましたかと思えば、一方で甘くて甘くてドロドロのロマンティシズムを見せる。楽器をさわってみるまで何が起こるか分からない緊張と期待。その辺が入り混じって伝説なのです。





Cannonball Adderley

どうでもイイ話なんだけど、この人がアルトサックスを持つと、アルトが凄く小さく見えるんだよね。オヤジの場合、それが昔から違和感ありありで、この体格ならピアノ弾いたり、サックスでもテナーの方が似合ってるでしょ!なんて事を思うのだ。まぁ、演奏は正統派ですね。オヤジとしては普通のプレイヤー的イメージ。

・久しぶりの更新


Carmen Mcrae

黒人女性のボーカリストの中ではかなり好きな部類に入る人。何というか歌心を感じるというか、ひょっとしたら日本人好みなのかも知れません。特に彼女の歌うバラードには何度癒された事か。こういうミュージシャンを知ってる事が幸せだし、多分彼女のアルバムはこれからも折に触れて聴いて行く事になると思ってる。

・再びカーメン・マクレエの「ブック・オブ・バラード」を聴いてみた

Cassandra Wilson

絞り出すような太くて低い声。包み込むような不思議な雰囲気。ジャズっていう枠では縛れないアーティストだと思う次第。気持ちイイけど、ちょいと尻ごみしてしまう。多分彼女の迫力に押されて、説教されてる気分になるのだ。まぁそんなわけ無いのは重々承知してるが、オヤジの感想はそんな感じ。

Charles Mingus

個人的な話をすると、この人のベースはあんまり好きじゃないのです。何故かは分からないけど、昔からそうなのです。名盤と言われるアルバムも多いのに、あまり聴く気にもならず、「まぁ、そのうち聴くわ・・。」なんて思ってるうちにどんどん月日が流れていきます。多分死ぬまでそうなんだろうなぁ~って思ってます。


Charlie Parker

吹いて、吹いて、吹きまくる。アドリブ命で、聴いてる方は疲れ果てる。・・・とまぁそんな感じなんだけど、凄いのは、モダンジャズってのはチャーリー・パーカーの出現で完結したって思う事。彼以降のミュージシャンは「パーカーという根っこに幹と枝と葉と花をつけただけだ」そう思える事だ。


・チャーリー・パーカーの「サヴォイ・レコーディングス~マスターテイクス」を聴いてみた




Chet Baker

この人の面白い点は、何と言っても歌が凄い事。トランペットが良いのは当然として、あの独特の、少々オカマチックな歌声に鳥肌が立ってたまらないのだ。歌を聴く度に、「何でこんな事が出来るのだろう??」って思う次第。まぁ御多分にもれず、ドラッグで失敗してるのは残念だけどねぇ・・・。



Chick Corea

チック・コリアの場合、オヤジは無条件に好きなのだが、「どこが??」って聞かれると非常に困るアーティストなのだ。音は軽いし、決して分かり易いアドリブを奏でるわけではない。それでいて複雑な曲も多く、語れば語る程、理屈をこね回さなければならなくなる。実に厄介なのだ。でも好きなのだ。はて・・・?



Chico Hamilton

大昔。まだ結婚したての頃、オヤジは東京の中野に住んでました。会社帰りに立ち寄る中野駅前の中古CDショップの店員さんから薦められて購入したのがこの人のアルバム。当時は少し聴いただけで終ってしまった記憶がある。最近になってこの人の来歴を調べて改めて聴くようになった次第。さて・・・・。

Chuck Mangione

Feels So Good の一発屋的な印象は否めないが、それでもやっぱり Feels So Good は名曲だと思います。高校生の頃に耳にタコが出来るほど聴きました。で、その後知ったのは、実はこの御仁、れっきとしたジャズミュージシャンでキャリアも長く、たまたま一発大ヒットを出したという事実。そうなんだ、そうなんだ・・・です。


Clifford Brown

とにかく上手い、テテクニカル。それでいて流れるようなアドリブをビンビンと聴かせる。まぁ一種の天才とはこういう人物の事なのでしょう。そして、若くして亡くなった事がその後伝説になってゆく・・・・とまぁ偉大なアーティストのお決まりのパターン。でも、この人の演奏、少々疲れるんだよなぁ・・・。

Count Basie

ビッグバンドの楽しさを一番伝えてくれるのがこの人だと思う次第。腰が浮きそうになるスイング感はたまらない。一時期、ピアノの手数の少なさが話題となったりしたけど、それがこの人の個性であり、彼等のバンドには無くてはならない重要なエッセンスなのだ。そんな訳でオヤジは尊敬しています。

Crusaders

高校生の頃、初めて彼等のライブを見て、その存在感、大人の魅力、圧倒的なテクニック等々、全てにショックを受けた事を覚えている。当時、田舎の高校生には、アメリカの黒人が奏でる本物の音楽が聴ける機会なんて無いに等しかったのだから・・・。あの経験はその後の自分の音楽生活に大きな影響があったと思うのだ。



Curtis Fuller

トロンボーンって楽器はその構造上ジャズを演奏する上で非常に損してるような気がしますね。音色は好きだけど、音階のブレが気になります。でもそこがこの楽器の魅力であり、個性である訳で、その辺を十分に理解した上で楽しまないといけません。ミュージシャンの苦労が手に取るように分かります。

Dave Brubeck

ミーハーだけど、この人と言えばやっぱり「テイク・ファイブ」だ。でも、そもそも「テイク・ファイブ」って曲は小さい頃から知っていて、学生の頃にジョージ・ベンソンが演奏するのを聴いて「ほう・・この人の曲なんだ・・。」なんてマヌケな事を思っていた記憶がある。その後、30才も近くなって本家のアルバムを聴いた次第だ。

Dave Grusin

何か、優しすぎてちょっと面白味に欠けるような気がするのだが・・・。まあ、あの頃のフュージョンを代表するような音な訳で、当時はそうそうたる面々のミュージシャンの真ん中に鎮座して、采配を振るっていて、正直、「こいつそんなに偉いんかい!?」なんて思った事もしばしば。いまだにイマイチの感があります。


David Matthews

当時はカッコイイと思ってたけど、改めて聴くと、なんとなく胡散臭い気がするミュージシャン。言い方が悪いが、「あざとい」というか、「狙ってる」っていうか・・・。まぁそんな事を思うのはオヤだけかも知れないが、とにかくそうなのだ。だからはっきり言って嫌い。キツイ言い方をすればジャズっぽくないのだ。

David Sanborn

硬質で泣きのアルトをビンビン聴かす御仁。若い頃はめちゃくちゃカッコイイと思っていたが、年齢を重ねる毎に、あの歪んだ音色が少々疲れるようになってきた。これはオヤジの歳のせいで、一般的な話ではないが、そう感じ始めた自分が少々ショックである。年を取るのは良い事もあれば、悪い事もあるのだ。

David Spinozza

高校生の頃によく聴いたギタリストの一人。当時は「こういうギタリストのアルバムを聴くのが渋いのだよ。」なんて事を考えていた。まぁ、50才を超えた今でもその考えはあまり変わっていない。初心貫徹・・・いや、進歩が無いのだ。いずれにしても、ちょっとシブ目の人物だとオヤジは思ってる。

Diana Krall

言わずと知れた90年代を代表する女性ジャズシンガー兼ピアニストだが、アルバム枚数を重ねる毎にピアノが上手くなってるのが凄いと思うのだ。その上、このルックスでしょ?人気が無いわけがない。オヤジだって大好きなアーティストの一人。あの顔からは想像出来ないような正統派の歌は心に響きます。



Dizzy Gillespie

ハイトーンで吹きまくるスタイルと、あの膨れたほっぺたと、途中で曲がったトランペットと・・・特徴を挙げ始めるとキリがない御仁。その上モダンジャズの創生期をチャーリー・パーカーと共に支えた人物となれば、そろそろ伝説の域へ達するのかも知れない。まぁオヤジは好きでも嫌いでもないけどねぇ。

Django Reinhardt

回顧趣味だと言われても、古い時代の匂いはイイもんだ。だってこのブログも回顧趣味なんだもの・・・なんて事が言いたくなるようなアーティスト。ジプシーの血を引くと聞くけれども、ホントかウソか分からない。でも音楽的にはそういう雰囲気ビンビンで納得出来るところが面白いと思っている。


Duke Ellington

オヤジの夢は、「ビッグ・バンドが似合うようなジジイになりたい」という事なのだ。んで「どんなビッグ・バンドなのよ?」って聞かれると「そりゃ~デューク・エリントンみたいなのよ。」って答えになる。繊細で美しく、それでいて迫力もある。最もスタンダードなビッグ・バンドだとオヤジは思っている。

Earl Klugh

この人の音楽はクラシックギターの音色が大好きなオヤジにとっては、大のお気に入りなのだ。実に個性的で、お洒落だと思っている。でも、演奏している様子は何となく無愛想な雰囲気が漂い、そんな中で顔に似合わないメロウなフレーズ何かを繰り出してくる。ちょっと謎の人物のイメージがあるが、決して悪い意味ではないのだよ。




Eddie Gomez

ウッドベースを聴いて初めて血沸き肉躍るような経験をした人物。ノッてきた時のバックでのまとわりつくようで、それでいて煽りまくるベースラインが感動的な御仁。結構個性的なフレーズを弾くので、すぐに分かる所も良い。アドリブとなれば高速のフレーズの連続がお得意のよう。かなり好きなミュージシャンの一人だ。

Eric Dolphy

好きだけど、滅多に聴かないミュージシャンの代表選手。そんな訳で純粋に音楽を楽しむだけで、この人の経歴はほとんど知らない。心を揺さぶられる演奏に耳を傾け、「う~~む・・いいねぇ。」なんて一人納得するだけで満たされる感がある。一方で楽器を持ち替えるので器用なイメージもオヤジは持っている。

・エリック・ドルフィーの「ラスト・デイト」を聴いてみた
Eric Gale

大好きなギタリストの一人。死んでしまったのが残念でならない。この人が奏でるフレーズはすぐにマネ出来るようでいて、絶対にマネ出来ない。彼独自のタイム感があって、普通のギター弾きではこうならないのだ・・・なんて事が大学生の頃に分かったオヤジである。偉大なギタリストだったよなぁ・・・。

・再びエリック・ゲイルの「ブルー・ホライゾン」を聴いてみた

Erroll Garner

独特のビハインド・ザ・ビートは「ああ、なるほど・・・・コレね。」って感じ。悪くないけど、それ以外の面では何となくピンと来ない。そんな訳で、あんまり好きなピアニストじゃないんだな・・・、っていうか、あんまり聴いた事がないのだな。でもこれからもあんまり聴かないかも知れない。そんな予感があるな。

Esperanza Spalding

美人だし、ベーシストだし、歌も良い。その上キュートで音楽に対する真面目さがうかがえる。そんなせいか、音楽自体が直観的で独創的で新しいモノを感じる・・・おお!完璧じゃん!いいねぇ・・・てなわけで、今現在(2014年5月現在)オヤジが最も好んで聴くところのアーティストなのだ。



Flora Purim

大学生の頃の一時期ハマってた事を思い出す。チック・コリアのReturn to foreverに参加してたのを知ったのは後の事で、当時はラテン系のサンバ歌手だと思ってた。彼女のアルバム「Everday Evernight」に参加しているミュージシャン達を知って以来、何となく全容が分かってきて驚いた次第。とまぁ、オヤジの中ではそんなミュージシャン。

Fourplay

メンバー全員がフュージョン界では大きく名の知れたベテランばかり。そんな事から、彼等の音楽は古き良き80年代のフュージョンをひきずってる感があるが、それでも良いのだ。古いと言いながらも音は洗練され、ベテランならではの余裕のプレイは聴いていて大きな安心感が得られる。いいねぇ・・・・心からそう思う。


・再び、フォープレイの「ベスト・オブ・フォープレイ」を聴いてみた

Fuse One

まず思うに、これってグループなのかな?アルバム聴いても何となくピンと来ない。って言うか、「的外れなんじゃないの?」なんて事を言いたくなるのだ。原因は分かっていて、彼等の音楽へのアプローチの仕方がアンサンブルが中心で、オヤジ好みではないのだ。アンサンブルも良いがキチンとアドリブ聴かせろよ!てな事なのだ。

George Benson

も~~この人に関しては、何も言う事は無いですね。だって全部好きだから。歌も良いしギタープレイも最高。もしもオヤジがジャズギタリストになれるなら、こんなギタリストになりたいって思う人物。センス、テクニック、何を取っても超一流でオーラが凄い。一つ文句をいえば「整形はするなよ・・」だわな。




・「おんな城主 直虎」と今日の1曲





Gerry Mulligan

あんまり詳しくないけど、バリトン・サックスを吹くって所がこの人物の偉い所。だって、あんな長い管の低音の楽器でアドリブを吹きまくる事自体、かなりのテクニシャンである事は間違いない。いや、そういう困難に挑戦する事が好きな変態なのかも知れない。まぁいずれにしろオヤジは尊敬してます。



・ジェリー・マリガンの「ナイト・ライツ」を聴いてみた
Grant Green

黒いねぇ・・。濃いねぇ・・。熱いねぇ・・。みたいな感じ。とにかく心に響くギターなのだ。同じフレーズをやたらと繰り返すのに、何故ソレがカッコイイのか分からない。一瞬「コレなら俺でも出来るじゃん」なんて思うけど、まぁ絶対にこうはならない事は分かっている。問題はソコなんだよなぁ~ソコ!

・ジャズ喫茶っぽいアルバム


Grover Washington Jr

若い頃は、誰もが「いいねぇ~」なんて言ってたので、「ケッ!ああいうフュージョンは分かってない女子供が聴くやつよ。アホらしい。」なんて思っていた。ロクに聴きもしないで・・・・。で年取って聴いたら、やっぱり「いいねぇ~」だから仕方がない。「完全に俺の負けだぜ!」そんなミュージシャンです。

Hank Mobley

何かの本に書いてあったけど、「この人のテナーは雀荘で食べるラーメンみたいなモノ」だって。大した事ないのに凄く美味しく感じる・・・つまりB級グルメの世界なのだ。んで、この表現、実にピッタリだと思う次第。「何か聴こうかな・・?」なんて時にすぐにCDに手が伸びる人物で、何も考えないで呑気に流す事が出来るのだ。

・ハンク・モブレーの「ソウル・ステーション」を聴いてみた



Helen Merrill

ジャズ・ボーカルにはムードってのも大事なんだよね。この人は「ニューヨークの溜息」って言われたらしいけど、上手いコピーを考えたものだと感心する。ニューヨークのイメージって大人の街だから、ハスキーな彼女の歌声は街の雰囲気にピッタリなのかも知れません。一杯やりながら聴くのが一番かな?無論、ウイスキー。


Herb Alpert

この人の音楽をジャズと言って良いのかどうか、よく分からないのだけれども美しい曲を作る素晴らしい音楽家である事は確かだと思う。ただ、若い頃はこの人のアルバムを聴くのが恥ずかしかったな思い出がある。何というか、こういうのを聴いて「いいなぁ・・」なんて言ってる自分が許せなかったのだ。難しいお年頃だったのだ。


Herbie Hancock

大好きなピアニストだが、音楽の守備範囲が広すぎて、時々「コレ本当に同一人物の作品なのだろうか?」なんて事を考えてしまう。時代ごとに新しい形の音楽を追い求めてきた結果がそうなのだろうが、何とも恐ろしいようにも思う。個人的にはアコースティックのピアノ演奏が一番好きかなぁ・・・。



Hilary Kole

良いって噂は聴いてたけど、ジャケット見て一目惚れ。綺麗だし色気もあるし・・・で、早速聴いてみると、コレがまた目からウロコの良さ。完全に大人のジャズになっていて、音楽の方にも何とも言えない色気が漂っている次第。天は二物を与えてる・・・そう思わざるを得ないオヤジなのだ。


Horece Silver

画像で検索してみるまで、この人がこんな顔してるとは知らなかったオヤジである。考えてみれば、こういうアーティストも珍しい。大体のアーティストは名前を聴けば、顔が何となく頭に浮かんで来るのが普通だ。そう考えると貴重な人物なのかも知れない。そうそう、音楽はファンキーさが前面に出て楽しいと思います。

Jackie Mclean

この人物の評価は困る。だって、正直言うとこの人のアルトの良さが未だに分からないのだ。でも、一旦良さが分かると「たまらない!」と人は言う。オヤジも是非そうなりたいのだが・・・なんて思い始めると、「結局俺はまだまだジャズを聴き込んでないのだ・・。」なんてアホ臭い事を考え始める始末。相手が悪い。


Jaco Pastorius

「天才となんとかは紙一重」つまり、この人の音楽はソレなのだ。だから良いとか悪いとかじゃなくて、誰からも文句を言われる事がない個性とテクニックが確立されたお化けなのだ。だから、お化けには、お化けへの対処がある。怖がる事無く堂々と立ち向かえば良い。そうすれば、あなたの知らない世界が見えてくるのだ。





Jimmy Mcgriff

非常にグルービーなノリのオルガンを弾くオジサン。そもそも「ジャズとオルガンが結びつく」ってのがオヤジにとっては衝撃的であり、最初に聴いた時は「おお!こういうやり方があったのか!」ってなもんである。以来、「オルガンとは、ディープパープルのジョン・ロードだけじゃないんだよ」って思ってる。

・再び、ジミー・マクグリフの「グルーヴ・グリーズ」を聴いてみた
Jimmy Smith

彼のオルガンって何となく暗い感じがするんだよねぇ・・・。でも、それが悪いって事じゃなくて、いつもちょっと引っかかるわけ。でもまぁ文句も言わずに聴いてるけど、彼のオルガンが暗い理由、つまり、生い立ちとか影響を受けたミュージシャンとか、とにかく理由が知りたいと思うのだ。

J.J.Johnson

この人の演奏は上手い。いや上手すぎる。アドリブが流暢に流れ過ぎて、トロンボーンって事を忘れてしまうほどの超一流テクニシャンなのだ。「だから良いのか?」って言われたらコレが不思議なもので、「良いけどこの人よりも好きなトロンボーン奏者がいるぞ」って答えてしまう。まぁそんな人。


Joe Pass

とにかくギターのテクニックは天下一品、本当に上手いと思うのだ。ただ、好きかと言われれば「微妙・・・。」って答えになりそう。セッションすれば何となく特徴が無いように感じるし、ソロで弾けば、複雑な事をするわりには情緒が感じられない。・・って嫌いな訳ではないのだよ!なんか言いたくなるだけ。

Joe Sample

昔から大好きなアーティストの一人。オヤジが最も多感な頃に毎日のように聴いていたミュージシャンなのだ。彼の曲全てがオヤジの音楽的な血となり肉となっているような気さえする。とまぁ少々オーバーな言い方だけど、要するにそんだけ好きで、若い頃に影響を受けたって事なのだ。こんなミュージシャンあんまりいないね。

・ジョー・サンプルの「カーメル」を聴いてみた


・ジョー・サンプルの「虹の楽園」を聴いてみた
Joe Zawinul

頭に浮かぶのはやっぱりウエザー・リポートでの活躍。あれだけ個性的なメンバーをまとめて一つの世界を作り上げた業績は素晴らしいものだと思う次第。その上、彼自身も個性が光っていた。あのシンセの音。エレピの音。そして不思議なフレーズの数々。一発であなただと分かりました。ご冥福をお祈りします。

John Coltrane

いわゆる「巨匠」ってやつ。「自らの音楽の中へ中へと入り込み、その中に宇宙を発見し、その宇宙を永遠に広げる事を目指し、体力と神経をすり減らし、最終的には死んでしまった。」そんなイメージをオヤジは持っている。滅多に聴かない御仁だけど、聴くのには勇気が必要なのか?及び腰になるミュージシャンだな。





John Mclaughlin

正直言うとこの人の音楽は奥が深すぎて正体不明な感じがする。目立たないのに、話題になる。で、聴いてみると考え込まざるを得ないようなアルバムが多い。「コレの何が凄いのだ?」毎回そんな感じだけど、「多分凄いんだろうなぁ・・・。」そんな結論を出さざるを得ない。実に微妙なのだ。オヤジの言いたい事分かるかなぁ・・?



John Pizzarelli

ピザレリを喜んで聴くようになると、オヤジっぽい気もするが、好きなモノはしょうがない。その上、7弦のギターを操るなんて所にも興味津々なのだ。歌は軽くはじけるようだが、それでいて心に沁みる。ギターの腕前は文句無しに上手い。本物のライブを見てみたいアーティストの一人である。

Joni Mitchell

彼女をジャズ系ミュージシャンの仲間へ入れて良いものか、分からないけど、オヤジの中ではとりあえずジャズと定義している。「何をもって彼女がジャズなのか?」って言われると、全然説明できないんだけど、ジャコ・パストリアスと共演してる動画を見て以来、彼女の分類はジャズになってしまった。それだけ。


Jose James

こういう兄ちゃんに耳元で歌ってもらうと、女性はイチコロなんだろうなぁ・・・なんて事を考えずにはいられない肉声の持ち主。そもそも男性のジャズ・シンガーって加齢臭が漂ってくるようなイメージがあるけど、この人は別。顔・スタイルと渋い歌声がアン・マッチだけどそれも良し。好きだなぁ・・。

Joshua Redman

この人のテナーは堂々としていて正統派って感じがする。楽器をかまえた姿勢も実にカッコ良く、オーラもビンビンに感じてしまう。そしてインプロヴィゼイションも非常に正統派だと思う次第。一瞬「真面目過ぎるんじゃないの?」なんて思うのだが、いや、こういうミュージシャンは大事。基本中の基本だと思ってる。

Jutta Hipp

オヤジの感覚で言うと謎のミュージシャンって感じがしますね。女性でドイツ人でジャズピアスト。それだけで演奏が聴きたくなります。で、実際に聴いてみると、ドイツ人独特の几帳面さが感じられて・・・なんて事はないけど、黒人のピアニストではない事は一発で分かります。アルバム枚数が少ないのが残念です。

Keith Jarrett

日本公演で、観客が掛け声をかけたら、演奏に集中出来ないとの事で、ステージを降りてしまった御仁。まぁそれだけ繊細で入り込むタイプのミュージシャンなのだろう。個人的には「あの唸り声さえなければ・・・。」なんて事を思うのだが皆様方はいかがなものか?張りつめた音の中に唸り声はチョット・・・オヤジは思うのだ。



Kenny Dorham

個人的には安心して聴けるトランペットだと思っている。マイルスみたいに緊張する必要が無いし、クリフォード・ブラウンみたいにジェットコースターのようなアドリブに翻弄される事もない。ハイトーンで頭が痛くなるようなフレーズもなく。・・・とにかくこういうトランペット吹きを知っているだけでOKなのだ。

・ケニー・ドーハムの「静かなるケニー」を聴いてみた

Kenny Burrell

密かに憧れるジャズギタリストの一人。彼の演奏は癖が無く、ブルージーでメロディアス。凄いテクニシャンなのに、それをひけらかさない所も良い印象がある。非常にノーマルで、それでいて個性がキチンと立ってるとオヤジは思っている。こういうギタリストってなかなかいないんだよねぇ・・・。


Kenny G

この人のアルバムをジャズとかフュージョンとか言って良いモノなのかが分からない。でも、気持ちイイ事は確かで、オヤジは夏の昼寝用のアルバムとして活用している。最初の2曲聴いたぐらいで心地良い夢の世界へ導いてくれる。だからこの人のアルバムの後半はあまり聴いた事が無い。そんな御仁だ。


Larry Carlton

高校生の頃、その圧倒的なテクニックに驚いたギタリスト。まぁ当時のアルバムを今聴くと実に古臭くて笑ってしまうけど、影響を受けた事は確か。最近は落ち着いてバカみたいな速弾きを止めて、情緒あふれるフレーズとセンスで聴く者を魅了している。そうそう、彼のアコースティック・ギターもなかなか良い。




Larry Coryell

この人、結構苦手なギタリストなんだよねぇ。何となく掴み所が無いというか、得体が知れないというか・・・まぁ、オヤジの勝手な感想だけど、この人の音楽からは、「どうせお前らには分からないだろうけど、まぁ聴いてみな!」という上から目線のモノを感じてしまうのだ。そんな事あるわけないけどさ。

Laura Fygi

昔、ラジオで流れたこの人の歌声を一発で気に入った記憶がある。そんな訳で、30代の頃は、この人の歌声でしょっちゅう癒されていた。あまり目立たないシンガーだけど、実力もあるし、大人の歌声でオヤジ好み。40代になってほとんど聴かなくなってしまったが、忘れないようにしたいミュージシャンである。

Lee Konitz

この人の演奏からは、「本当のジャズってのはこういうものなのだ。」と教えられる気がする。とにかくインプロヴィゼイションにかける意気込みと、それによって音楽から放たれる気合が半端なく強烈で、彼の熱い思いをビンビン感じるアルバムが多い。時々聴いては溜息をつかされるアーティストである。



Lee Ritenour

まぁ、我々の世代の憧れのギタリストとでも言おうか、とにかくこの人のアルバムを最初に聴いた時には耳を疑い、呆然となりつつも、「ギターでこんな表現が出来るんだ!」って一気に好きになった事を覚えている。以来、この人は第一線で活躍しっぱなし。いつ聴いても繊細でアイディア溢れる上手いギターを聴かせてくれる。





Louis Armstrong

あんまり詳しくないけど、オヤジの中ではジャズミュージシャンというよりも、エンターテナーって感じかな?あのコミカルな濃い顔で、ガハハハ~と笑われたら、良いも悪いも無いでしょう?ダミ声で歌い上げる歌もそうだが、ハイトーンで吹き抜けるトランペットも凄い迫力。好きですね。

Mal Waldron

非常に個性的なピアノを弾く印象が深い。この人のアルバムを聴く時には、キチンと音源の方を向いて、心を落ち着けてじっくり耳を傾ける必要がある。そして聴く者が真剣に向かい合えば会うほど、彼の考えるピアノの世界が見えてくるような気がする。要するに真面目に向き合えばそれに答えてくれるミュージシャンなのだ。


The Manhattan Transfer

大学生の頃に初めて聴いて以来、ずっと好きなグループ。音楽性、テクニック、エンターテイメント、何をとっても超一流で、これまで随分と楽しませてもらった。そしてこれからも、多分一生この人達のアルバムをオヤジは聴き続けるだろうと思っている。とまぁそれだけお気に入りであり影響を受けてきたって事だ。




Marcus Miller

オヤジは20代の頃からこの人がNO1ベーシストだと思っている。ベースプレイは当然の事、作曲の才能、プロデュースの能力、どれをとっても超一流なのだ。そして人間的にも非常に紳士。オヤジのような馬鹿な1ファンにも丁寧に対応してくれ、ベースの話なんかを友人のようにしてくれる。とにかく尊敬に値する人物だ。




Marlena Shaw

個人的にはなんとなくはっきりしないアーティストのイメージが強い。と言うのも、正直言うとオヤジは「Who Is This Bitch anyway」しか知らないのだ。「このアルバムのイメージが強すぎて損してるのかもなぁ・・・。」なんて事を思うのだが、それでもでもコレは超名盤だと思ってます。はい。

Marlene

数年前に久しぶりに聴いてみると、「あら!?忘れてたけど結構いいじゃない・・。」なんて思った次第。オヤジが若い頃には日本のフュージョン界の歌姫的な地位にいて、あちこちのライブイベントで目にしたものだ。最近見かけないけどどうしたのだろう?なんて思うが、まぁオヤジが知らないだけで、元気でやってるんだろう。

Max Roach

ドラマーってのは脇役なんだろうけど、この人のアルバムを聴いてみると、脇役の個性こそ音楽には重要だと思うのだ。これはベースにも言える事で、屋台骨がキチンとしている上で個性が光ると全体の出来が数段良くなるものなのだ。当然の事かも知れないが、それが実感として分かるアーティストである。


Michael Brecker

20代に最も聴いたテナー。縦横無尽のアドリブと絶妙なリズム感、全てがテクニカルで面白く、のめり込んだ記憶がある。当時はこの人の演奏がジャズ、フュージョン界では最新のモノのようなイメージがあって、常に動向が気になっていた。亡くなった時には一つの時代が終わったような感じがしました。

・マイケル・ブレッカーの「ナウ・ユー・シー・イット」を聴いてみた


Michel Camilo

あちこちの本を読むと、テクニック的な面ばかりが注目されているようだけど、ラテン系で独特の哀愁を感じさせるピアノの素晴らしさを忘れてはいけません。オヤジの場合、この人を聴き始めてまだそんなに年月が経ってないけれども、いつ聴いても、どれを聴いても、一定レベル以上の満足感が得られます。


Michel Petrucciani

大好きなピアニストの一人。力強さもロマンティシズムも持ち合わせ、それが嫌味じゃなく静かな個性として根付いている。しかし「生の演奏を聴いてみたいなぁ・・・。」なんて思っているうちに亡くなったしまった。残念でたまたないが、この人のアルバムはまだまだ聴き逃した点が満載のような気がするのがせめてもの救いだ。


Mike Mainieri

高校生の頃に、「ヴィブラフォンっていうのはホンマ凄いわ・・・。」そう思わせてくれた人物。オヤジが若かりし頃の憧れのミュージシャンの1人である。・・とは言っても、この人のアルバムはあんまり聴いてない。でも、セッションであちこちのアルバムに顔を出していたので、演奏だけは凄く聴いている。

Miles Davis

「マイルス・デイヴィスは注意して聴きましょう!疲れるからなぁ~。」なんて事を思うのだが、これはオヤジがマイルスに対して持っているイメージそのままなのだ。「マイルスみたいな巨匠の音楽にはオヤジの分からない何かが必ず隠れているはずだ!」とまぁいつもそんな事を考えているので、こうなってしまうのだ。









Milt Jackson

一番好きなヴィブラフォン奏者。「ブルージーな事この上なし!」なのだ。MJQでの活動も良いけど、やっぱり彼の真骨頂はソロ・アルバムにあると思う。彼のソロ・アルバムは20代の後半から現在に至るまで延々と聴き続けては、毎回「ほぅ・・・・。」なんて溜息をついている次第。好きなんだよなぁ・・・。

・ミルト・ジャクソンの「ミルト・ジャクソン・クァルテット」を聴いてみた


Modern Jazz Quartet

この人達の音楽を聴いてると、「やっぱりジャズってのは上品じゃないといけないよな!」なんてガラにも無い事を考えてしまう。だってジャズもこれだけ洗練されてくると、芸術の域に達してしまい、もともとの生々しい息吹は感じられないが、キチンとした調和の中での美しさに耳を奪われるのだ。高級フランス料理ってところか??


Monica Borrfors

何かのコメントで、「上質のワインを楽しむようなボーカル」なんて書いてあったけど、「上手い事言うなぁ~」と思った次第。初めて聴いてからこれまで、定期的に聴きたくなって、同じアルバムを定期的に聴いている・・・そんなアーティスト。何が良いのか分からないけど、オヤジに合ってるのかも知れない・・・。

Natalie Cole

決して親の七光りじゃないと思うのだが、やはり遺伝的なモノは感じてしまう。どう騒いでもカエルの子はカエルなのだ。んで、黒人女性ボーカルをあまり聴かないオヤジとしては、評価のしようが無いのが現実だけど、ハートに訴えるような歌い方には好感が持てるし、丁寧さも感じる。「いいんじゃなぃ?」だ。

・再び、ナタリー・コールの「アンフォーゲッタブル」を聴いてみた
Nat King Cole

甘い歌声が大好きなアーティスト。この人のアルバムからは、何というか、古き良き時代のアメリカの匂いのようなモノが感じられて、郷愁を誘う。実はオヤジはこの人の歌声を小学生の頃から耳にしているのだよ。「だから何なんだ!おい!」と言われればそれまでだが、そういう事なのだ。えへん!

Norah Jones

何故か分からないが50才が近くなって凄く好きになったアーティストの一人。声が好きなのは勿論だが、彼女の作り出す音楽の世界の何かがオヤジの心にビンビン訴えるんだよなぁ・・・。多分20代にこの人のアルバムを聴いても、絶対ピンと来なかった自信があります。不思議な存在なのだ。


Norman Brown

30代の初めにハマっていたギタリスト。初めて聴いた時には「こりゃ~ひょっとしてジョージ・ベンソンの再来かも??」なんて事を思ったが、それほどでもない。でも好きなギタリストには変わりない。ただ、動画を見たら、腰を振り振り演奏してるのが軽薄でならなかった。こっちは好きじゃないよなぁ・・・。


Ornette Coleman

「大好きだ!」とは言えないが、オヤジなりに理解しているつもりのミュージシャン。フリージャズの元祖的な話も出てくるが、フリーだろうが何だろうが好きか嫌いかで判断するオヤジにとっては微妙な存在。時々聴いては首をかしげつつ、「まぁ、そんなもんだろう。」なんて事を思っている。

Oscar Peterson

この人のピアノを聴いていると、ピアノが簡単な楽器のように勘違いしそうになります。滑らかです。スムーズです。テクニカルです。それでめちゃくちゃスイングしてます。あの巨体からは想像も出来ないくらい繊細なフレーズも爪弾きます。そして、素人が聴いても実に分かり易い演奏が魅力なのです。

Paco De Lucia

クラシックギター、又はフラメンコギターをフュージョン音楽の領域へと広げた第一人者だと思っている。「クラシックギターって、こういう弾き方もありなんだ!」なんて事を教えてくれた人。テクニカルな事は無論だけど、クラシック独特の哀愁もキチンと前面に出しつつ、個性を感じさせた所が超一流なのだ。


Pat Martino

とりえずギタリストなら、誰にでも興味を持つオヤジなのだが、この人の音楽は結構難しいと感じてしまう。と言うのも、この人の演奏には何となく裏がありそうで、聴いているオヤジはそれが見えてないんじゃないか?なんて事をいつも思うのだ。上手いんだけど、でも、でも・・・言葉で表現するのは難しい・・・。

Pat Metheny

こういう音楽家には憧れるよなぁ~。常に個性的で新しい世界を追っている気がするのだ。多分彼の音楽は音楽理論の上では結構複雑なんだろうと思うのだが、カッコイイのはそれをあまり感じさせないで実に自然に受け入れる事が出来る部分だ。こういう人を見てるると、才能ってのは凄いもんだ・・・なんて事を思う次第。

・パット・メセニー・グループの「The Road To You」を聴いてみた








Paul Chambers

古いモダンジャズのアルバムを聴いていると何処にでも登場するベースマンなんだよなぁ・・・。だからオヤジはこの人を勝手にベースの職人だと思ってる。バンドマスターの注文に応じて色々なべースを弾く。・・・まぁ実際はそうじゃないんだけど、風貌と言い、活躍の仕方と言い、イメージとしてはソレなのだ。

Quincy Jones

若い頃は「愛のコリーダ」しか知らなくて、「このおっさんのどこが凄いんだろ?」なんて事を考えていたが、様々なアルバムを聴いて行くうちに、「こいつ、凄いわ。音楽の懐が異常に深い!」なんて事を認識するようになりました。どのアルバムも一定水準以上の満足が得られる大巨匠ってとこでしょうか?





Ralph MacDonald

よくわからないけど、僕がフュージョンを一番聴いていた大学生の頃にあちこちのアルバムに登場するミュージシャンだった。そもそも、パーカッションニストってミュージシャンは実に珍しく、パーカッションで有名になるって事は、ホント稀だと思うのだ。そういう意味では第一人者という事なのだろう。

Ramsey Lewis

はっきり言って、あんまり良く知らないピアニストで、何枚かアルバムを聴いたはずなのに、実に記憶が薄いのだ。多分、オヤジ好みではない何かがあるのだろうけど、それが何かもイマイチ分からない。必死で考えるに、ファンキーな事しか頭に浮かばないのだ。そんな訳で、この人の関してはコレで勘弁願いたい。

Randy Brecker

マイケル・ブレッカーの兄、イリアーヌ・イリアスの旦那、アマンダ・ブレッカーの父。オヤジが最初にトランペットという楽器を意識させられた人物。ワウペダルを使った演奏は、当時衝撃的で、意味も分からず只々凄いと思っていた記憶がある。今冷静に聴くと、鬱陶しい事この上無いけどねぇ・・・。

Ray Bryant

個人的な意見だけど、この人の顔、怖いんだよね。近づくとぶん殴られそうで・・・。だからアルバムを聴く時には、なるべく顔は想像しないようにしています。でもこの人のピアノは顔に似合わず実に繊細だし、心に響きます。かなり好きなピアニストの部類に入ります。そんな訳で、評価が難しいですな。

Renee Rosnes

繊細で滑らかで力強い。20代の終りに初めて彼女のアルバムを聴いた時には、その演奏からバリバリに働くキャリアウーマンのイメージを抱いてしまった。当時は現在ほど女性の社会進出が進んでなかったので、突然新しいピアニストが表れたような感じがしたものです。今となっては少々古臭いかもしれないが・・・。

Repercussions

初めて聴いた時、衝撃を受けたグループ。「どこに?」って言われると答えに困るが、女性ボーカルをメインとした従来からのフュージョンが形を変えて突然現れたような感じがしたのだ。この考えは今でも変わって無くて、彼等以降の似たようなバンドを聴いても、今までこれほど衝撃を受けた事は無い。

Richard Tee

亡くなったのが実に残念なアーティストの一人。この人のピアノのグルーヴ感は、スティーブ・ガッドのドラムと一体であり、2人は切っても切り離せないものだと思っている。相棒を亡くしたスティーブ・ガッドもさぞかし落胆の事でしょう。なんて大きなお世話の事を考えてしまう。

Ron Carter

ベースを構えた姿勢が実にカッコ良く、スマートに見える御仁。そんな事から、サントリーのCMなんぞに出てたっけ?ただ、音楽的な面では、何となく好きになれないベーシスト。理由はよく分からないけど、ベースラインが変な気がするのはオヤジだけか?まぁ、個性と言ってしまえばそれまでだけどさ・・・。

Sal Salvador

「哀愁」って言葉が一番似合うギタリストだと思ってる。なんというか、「人生の天国も地獄も経験した上で、今は人目につかず静かに街角で暮らしている。」とまぁそんなイメージを持ってしまうのだ。実際はそんな訳ないんだけど、この人の音楽には人生の道筋が色濃く反映されてるのは間違いない。

Sarah Vaughan

超テクニカルでスウィンギーなスキャットは凄いの一言。まぁその辺がこの人の十八番ってとこか?聴けば聴くほど人間業とは思えない。で、ソレだけか?って言えばそうじゃなくて、ミディアム・テンポの曲なんか歌わせたら、実に上手くて素晴らしい。まぁ色気を求める事は出来ないけど凄いミュージシャンだと思います。

Seawind

1980年代のサーファーが流行った頃、このグループはオヤジが大学で所属していた軽音楽サークルで、絶大な人気があった事を覚えている。彼等のような音楽を演奏するのがオシャレであり、楽器を手にして女の子にモテる為の一番の近道であったように記憶している。御多分に漏れず、オヤジもコピーしてました。


Shakatak

オヤジが大学生の時、一番街中で流れていたフュージョン・バンドはこの人達だと思う。確かに「ナイト・バーズ」は名曲だとは思うけど。あれだけ聴かされたら完全に飽きてしまい、当時は正直言って、「もういいです。」そんな感じでした。でも久しぶりに聴くと懐かしい事が色々と思い出されます。


Sonny Clark

アメリカ人のジャズファンに、ソニー・クラークを知っているって言うと、相当マニアックなジャズファンだと思われるらしい。日本ではかの「クール・ストラッティン」1枚で不動の地位を築いた御仁も、本国ではかなりマイナーなアーティストらいいのだ。とにかくこのアルバム、日本人受けはすこぶる良いのだな。

Sonny Rollins

オヤジは「ソニー・ロリンズが好きだ!」って言うジャズファンを全面的に信用する事にしている。彼の音楽は何も難しい事無く、感性のおもむくままに自分の世界を自由に構築してゆく。それでこそジャズであり、インプロヴィゼイションの素晴らしさ、面白さなのだ。だから彼のような演奏にこそジャズの本質があると思ってる。



Sonny Stitt

剛速球のようなアドリブの一方で、ロマンティシズムも持ち合わせ、そんなミュージシャンだから、もう少しメジャーになっても良かったような気がするけど、オヤジの中では何となくマイナーなイメージがつきまとう・・・何故なのか?多分、同時代のミュージシャン達が個性的過ぎて損したタイプじゃないかと・・・。

Sophie Milman

可愛らしいオネエチャンだけど、どうしてどうして、超本格派のジャズボーカルで、オヤジを唸らせる。容姿と言い、歌声と言い、全部オヤジ好みでしょっちゅう聴いては「いいよなぁ・・・。」なんて呟いている次第。「女性ジャズシンガーはこうじゃないといけないよ!わかってる?」なんて言いたくなってしまう。


Spyro Gyra

彼等には申し訳ないけど、昔から「B級フュージョンバンド」ってイメージが付きまとう人達。でもB級グルメと同じく、B級フュージョンでも日常の中では活躍の場は多々ある。俺なんて彼等のアルバムを昼寝するのに何度流した事か。A級だと興奮して眠れない、C級だとイライラする。ね?B級が良いのです。

Stan Getz

テナーだとこの人を一番聴くかな?アルトのアート・ペッパーと同じで、「まずはこの辺から・・・。」って感じで手に取る事が多い。ボサノバへの傾倒も実に気持ち良く、どのアルバムを聴いても大体は満足出来て楽しい。力の抜け具合がオヤジのような年寄りにはたまらないのだ。わかるかなぁ・・・・?






Stanley Clarke

見た目に似合わず、エレクトリックでも、アコースティックでも両方演奏出来る器用な所が尊敬に値する。でも昔から音楽的にはあまりピンとこない場合が多い。まぁ好みの問題だけど、ピッコロ・ベースなんてモノを持ち出すこと自体、オヤジは嫌いだし、演奏のスタイルもベース奏者としては???だと思ってる。


Steps Ahead

大学に合格したと同じタイミングで彼等を知り、その後しばらくの間毎日のように聴いていたバンド。メンバー全員が超テクニシャンで、当時最先端のフュージョン音楽を演奏していた面々なのに、ステップスでは4ビートのジャズに真正面から取り組んだ点が逆に新鮮で衝撃的だった。今聴いても凄いアルバムが多い。


Steve Khan

70年代後半から80年代にかけて、あちこちのアルバムに名前が出てきたギタリスト。昔ライブを見に行ったら、実に幻想的な音で感激した事を覚えている。極端な速弾きをするわけでもなく、かといってフレーズが綺麗な訳でも無く、只々自分の世界へ入り込んでの演奏は不思議な魅力に溢れてました。

Stuff

若い頃、あの「Stuff」ってロゴがプリントされた赤いTシャツが欲しくて、ずっと探していた事を思い出した。街を歩いていると、時々着ている人を見かけるのだが、何処で手に入れられるのかが分からずに、原宿なんぞに出かけた時にはキョロキョロ探していた事を思い出す。当然インターネットなんてない頃の話です。



Tal Farlow

超テクニックギタリスト。この後20年間、毎日12時間ギターの練習をしたとしても、オヤジは彼のようなギターを弾く事が出来ない自信があります。とまぁそんな御仁。じゃぁ尊敬しているのか?と言えば、そうじゃない。この人の音があんまり好きじゃないのだ。硬質の音での演奏は、何となく耳が痛くなる。


Thad Jones

オヤジは全く知らなかったけど、この人の兄貴はハンク・ジョーンズで弟はエルビン・ジョーンズなんだって!すげぇ~。なんて思ったのも昔の話で、個人的にはエルビン・ジョーンズが参加したアルバムを一番聴いてる。まぁそんな事はどうでも良くて、演奏スタイルが一番サマになってるのはこの人だと思ってます。

Thelma Gracen

あのね、白人女性ジャズシンガーは、まずは美人じゃないとダメよ。大人の色気があって、囁くように歌い、その上でテクニックがないとね。・・・なんて事を昔からついつい言いたくなるオヤジだけど、古い人の中ではこのセルマ・グレーセンなんかは上手く条件を満たしてるんじゃないかと思う訳だ。

Thelonious Monk

とっつきにくい、とか、変人とか言われても、俺はモンクの音楽は大好きですね。音の一つ一つが個性そのもの。分からなければ何度も何度も聴けば良い。天才の音楽は決して人に媚びないのだ。だからこちらから歩み寄る努力をしないと、その本質には絶対に触れる事が出来ない。とまぁそんな事を思うのだ。




Tomatito

詳しくは知らないけど、テクニックが凄いスパニッシュ系のギタリストだ。実際の演奏している動画を見ると、指の動きはロボットみたいで少々人間離れしている。でもそこから出てくる音は案外美しく、単純に感動してしまう。あまりアルバムを聴いた事がないので何とも言えないけど、注目に値するアーティストだと思ってる。

Wayne Shorter

この人の変態的なアドリブは聴けば聴くほど好きになる。人物としては非常に物静かで口数が少ないけれど、愛想が悪い訳ではなく、単に照れ屋なのかも知れない、「写真を一緒に撮ってくれ」ってお願いすると、静かに頷いて、スーッと近くに寄ってきてくれた。イイおじいさん・・・そんな感じかな??



Weather Report

こいつらが世の中に出て来た時には、多分皆驚いた事だと思う。オヤジも初めて聴いた時には「こりゃ何じゃ?」的な驚きがあったもんだ。でもこれだけのメジャーなバンドだから、ちょっと時間が経つと、彼等のやり方が普通のように思えてきて、驚きが減っていった。そしていなくなった。


+今年亡くなった音楽家達を思い浮かべて



Wes Montgomery

どう考えても、親指だけで弾いているのが人間業とは思えないのだが、動画を確認してみると確かに親指だけでギターを弾いている。「そんな事出来る訳無いじゃんか!」って思うけど、やってる。再び「ホンマかいな?」って思って動画を確認する。とまぁこういう事の繰り返しが過去何十回もあった訳です。

・再び、ウェス・モンゴメリーの「フルハウス」を聴いてみた



Wouter Hamel

2009年の年末現在、一番気に入ってる男性ジャズシンガー。若いのにおっさんみたいな歌い方する所が好きで、この人の顔を知らない人に、歌声を聴かせながら、三択の顔当てクイズでもやろうものなら、絶対に正解は出ない自信があるのだ。ってまぁ馬鹿馬鹿しくてそんな事はしないけどね。

Wynton Kelly

裏方的なイメージがあるけど、オヤジは大好きなピアニストの一人。スイングさせる事にかけては天才だと思うし、この人が演奏している曲はどれも安心して聴けるのだ。多分、どんなミュージシャンも「コイツとはセッションしやすいぞ!」そう考えてるに違いない。いや、そうに決まってるのだ!


Wynton Marsalis

彼に対して色々な意見がある事は百も承知だがオヤジは大好き。何と言っても上手い。とにかくジャズミュージシャンは上手いが大前提。そのテクニックに裏打ちされたプレイは素晴らしいと思うし、彼からは音楽に対する真面目さを感じます。「上手くて何が悪い?じゃぁお前達は俺みたいに吹けるのか?」なのだ。


阿川泰子

若い頃は、こういう年上のお姉さま風の美女に憧れるモノです。オヤジも例外ではなく、彼女の出演するテレビを毎週のように見ていました。そんな訳で、アルバムや楽曲云々よりも、少々病的で体が弱いんじゃないか?なんて事を思わせる外見が気に入っていた訳で、それ以上でもそれ以下でもないのです。

天野清継

地味なイメージのギタリストだけど、ベテランでもあり長い間あちこちで活躍してきた人物。オヤジが初めてこの人の演奏を見たのはまだ19歳の時だった。確か新宿のライブハウス「ピット・イン」だったと思う。フルアコをひょいと掲げて、手数の多いアドリブを流暢に弾いておりました。懐かしい!

今田勝

昔、オヤジの先輩がこの人にピアノを習ってまして、その先輩にくっついて練習を覗いた時に、「凄く怖い顔の人だ!」なんて思いビビッた思い出があります。でも音楽は凄く優しく、情緒あふれる曲が多いのです。人は見かけによらぬもの・・・昔の人は上手い事言うなぁ・・なんて思います。


上原ひろみ

天真爛漫、自由奔放、って感じ。すごく反応の良いミュージシャンって気がする。とにかく脳味噌と指先が一本の線でつながってるように思えるようなフレーズを連発し、それが聴く側の脳味噌をバンバン刺激する。そしてアドレナリンがビンビン出まくり知らぬ間に立ち上がりたくなる。とまぁそんなオネェチャンなのだ。



大西順子

こんなオネェチャンだけど、演奏は迫力満点、男みたいな力強いピアノを弾きまくる。オヤジは女みたいなピアノを弾く男も好きだけど、彼女みたいにその逆も大好きである。そんな訳で、昔から彼女のアルバムはよく聴くのだが、残念な事に突然引退してしまった。もったいないなぁ・・・なんて思う訳です。



大野雄二

ルパン三世のイメージがとても強いけど、他にも「へ~~!コレ大野雄二なんだ。」なんて驚く曲がゴロゴロしてる。特にNHK絡みのテーマ曲は哀愁が漂い、番組のイメージを決定づけるのに大きな役割をはたしていると思うのだ。何となく職人って言葉が似合うアーティストだと思ってる。


大村憲司

オヤジが知ってるのは1980年頃にYMOのサポートメンバーとしてギターを弾いていた事。この人が亡くなった時に、たくさんのミュージシャンがショックを受け、涙を流したそうだが、多分人間的にも音楽的にも皆に愛された人物だったのだろう。改めてこの人のギターを聴いてみたい。

小曽根真

日本人ピアニストの中では一番好きかな?オヤジに合ってる・・っていうか、実にしっくり来るのだ。コンサートへ行ってもピアノは勿論の事、トークでも十分に楽しませてくれる。そんなナイスガイだから安心してアルバムを聴く事が出来るし、間違いなく満足できる。日本のジャズ界では貴重な人物だと思う。


カシオペア

オヤジが大学生の頃、日本のフュージョンバンドの頂点に君臨していた。皆やたらと彼等の曲をコピーしていた記憶がある。ポップで分かり易いメロディーとその裏に隠された超絶テクニック、そして仕掛けとアンサンブル。まぁ今考えても人気が出るのは当然だよなぁ・・・そう思うバンドである。






金子晴美

ほとんど聴いた事が無いので、ここに書く事がない。個人的な感想だけど、英語の発音が上手いシンガーだと思った。それ以外に思いつく事がないので、しょうがないが、画像を見る限りではなかなかの美人なのか?いや、それもよく分からない。誰か金子晴美ってどんな人だか教えてくれ。

神崎ひさあき

高知県出身のサックスプレイヤーって事で、妙な郷土愛も手伝ってか、若い頃よく聴いていたのを思い出す。ライブも見に行った事もあり、なかなか熱いプレイで観客を沸かせていたのを思い出す。最近の活動は全く知らないけど、郷土の大先輩なので、キチンと押さえておく必要があると思っている次第だ。

菊池ひみこ

大学生の頃、大好きだったピアニスト。バンドで彼女の曲を何曲か演奏した事を思い出す。卒業以来、ほとんど聴いていないが、名曲の数々には今でもジ~~ンとさせられるし、同時に当時のキャンパスの風景や仲間の顔が次々に浮かんできます。こういうアーティストは個人的にはとても大切なのです。


クオシモード

クラブジャズってジャンルはオヤジには単なるフュージョンに聴こえてしまう。とまぁこの辺がオヤジたる所以なのだが、決してクラブジャズを馬鹿にしたり、嫌いな訳ではないのです。誤解の無いように。ただ、こういう音楽が一つのジャンルを形成してるって言われると、オーバーに聞こえるだけなのです。

今剛

どっかの記事で、今剛の事を「ギター仙人」って書いてたけど、その風貌は確かに仙人のよう。でもこの人、ヴィンテージ・ギターなんぞには全く興味が無いとかで、常に最新の技術を取り入れたギターと機材を試しているそうで、そんな話を聞くと、たくさんのアーティストをサポートしてきたスタジオミュージシャンは勉強熱心なんだなぁ・・・。なんて事を思う次第。結構好きなギタリストですね。

ゴンチチ

ギターデュオのグループは色々あるかも知れないが、この人達程癒されるグループはありません。夏の午後にでも聴いてみなはれ、一気に疲れが取れて、深い眠りに入れます。そういう訳で、昔からこの人達のアルバムは、オヤジの生活の中で非常に重宝してるのです。聴いた事ない方、是非お試しあれ!

・ゴンチチの「南国音楽」を聴いてみた


シュローダーヘッズ

BGMとしてはとても良くてなにかと重宝するのだが、悲しいことにあまり印象に残らない曲が多いような気がする。でも不思議な事に再び聴くと忘れていた記憶が蘇る。「お!いいぞ~!」なんて思うのだが、やっぱりしばらくすると忘れてれしまう。言い過ぎかもしれないが、はっきり言って薄っぺらい。

T-スクウェア

オヤジが大学生の頃にカシオペアと人気を二分してたのが彼等。当時は単に「スクエア」って名乗ってました。んで、当然ルックスからいっても女の子に人気があるのはスクエアの方で、一度ライブへ足を運んだことがあるのだが、その女性ファンの多さに驚くやら、嫉妬するやら・・・とまぁそんなバンドでした。







高中正義

海を連想させる80年代の楽曲が頭にこびりついて離れない。あの当時は皆が「ブルー・ラグーン」をコピーして得意げに弾いていたなぁ・・・そして彼のトレードマーク、ヤマハのSGのギターを弾いてる奴がかなりいた事を覚えている。最近SGをメインにしてるミュージシャンをあまり見かけないなぁ・・・。


鳥山雄司

初めて彼のアルバムを聴いた時には、その洒落たディストーションサウンドに憧れたものでした。オヤジの友人は彼の音を再現するために、かなりのお金をかけて機材を購入していた事を思い出します。最近はどんな活躍をしてるのだろう?世の中に疎いオヤジは全然分からないが、まぁ元気なんだろうと思ってる。

ナニワエクスプレス

当時、関西のやんちゃ坊主的なイメージのフュージョンバンドでした。でも演奏は超ヘビー。ドラムの手数の多さと弾けるようなベースプレイが印象的だったように思います。この人達のステージを一度だけ見た事があるけど、それぞれの個性がぶつかり合う、いわゆるセッション的なステージで非常に驚きました。


ネイティブ・サン

日本のフュージョンの草分け的な雰囲気を感じる良いバンドでした。彼等の演奏はリハーサルも含めて地元高知の県民文化ホールで見た事を思い出します。彼等のリハは曲を演奏するというよりも、ほとんどセッションのようで、個々がその日のアドリブの調子を確かめる事を優先したようなスタイルでした。

・ネイティブ・サンの「サバンナ・ホットライン」を聴いてみた
パラシュート

このバンドの最大の魅力は2人の大物スタジオミュージシャンのギタープレイだった。今剛の粘るようなギターと松原正樹のテクニカルで絶妙なカッティング。二人のギター合戦ともなると、盛り上がらない方がおかしいくらいでした。まぁ現在でも第一線で活躍する2人なので、今後の活動にも注目している次第です。


日野皓正

最近の活動を良く知らないので何とも言えないけど、オヤジが若い頃は既に超ベテランで大物の雰囲気があり。「そこら辺のジャズミュージシャンとは全然違うのだぞ!」ってオーラがビンビンと出ていたのを思い出す。そしてこの人はメディアに登場しても実に明るかった。暗いジャズのイメージを変えたようにも思うのだ。

深町純

この人の1枚のアルバムを高校時代に聴いた事がきっかけで、その後のオヤジの音楽の幅がグンと広がった事を思い出す。今まで聴いてきたアルバムは何枚もあるけど、その後に大きな影響を与えるようなアルバムは滅多にあるもんじゃない。そんな訳で大事な大事なミュージシャンの一人なのです。


増尾好秋

この人のギターには優しさと人間味が溢れてます。20代の頃によく聴いたけれど、テクニック以外の部分で初めて憧れを抱いたギタリストかも知れません。昔、バンドでこの人の楽曲をコピーした時に、オヤジはベースを弾いてたんだけど、同じバンドのギター担当が羨ましかったのを覚えています。

松岡直也

オヤジが若い頃、夏の野外のジャズ・フェスというと、大御所的なイメージでこの人のバンドが登場してくることが多かった。オヤジは何となくピンとこなかったので、「またかよ・・。」なんて少々迷惑なイメージを持っていたが、何故か人気もあった。そうそう、中森明菜の「ミ・アモーレ」を作曲した人だな。

森園勝敏

四人囃子とかプリズムとか、とにかく伝説的なバンドでギターを弾いてた凄い人物。ただ、オヤジはほとんど聴いた事が無い。プリズムは聴く事があるが、正直それほど興味をそそるバンドじゃないし、なんせ古い歴史があるバンドなので、とっくきにくい感もある。そんな訳で、ここでは書く事がない。

山岸潤史

オヤジが初めて目の前で見たプロのギタリストがこの人だった。「んで、感想は?」って言われると、目がテン。プロのオーラと物凄さに只々あきれ果てた・・・そんな感じだった。以来、事ある毎に気になるミュージシャンだが、実際にはほとんど聴く事が無い。もうちょっと大事にせなば・・・なんて事を思うのだ。

渡辺香津美

日本を代表するジャズ・ギタリスト。エレキからアコースティックまで幅広く演奏し、そのどれもがアイディアにあふれ、驚かされる。こういうギタリストは多分今後も出てこないだろうなぁ・・・。なんて事を思う次第。何度もライブを見たけど、毎回面白く、興味深いのだ。要するにNO1だな。





渡辺貞夫

日本のジャズ界の長老。簡単に言えば水戸黄門みたいなイメージである。オヤジとしては80年代に発表したフュージョン色が強いアルバムの数々が気に入っていて、今改めて聴いてみても、「いいなぁ・・・。」なんて呟きつつ満足できる。結構お年だと思うけど、長生きして頑張ってもらいたいものだ。

・再び、渡辺貞夫の「モーニング・アイランド」を聴いてみた

< その他 >
Andres Segovia

クラシックギターを踊りの伴奏楽器から、それだけでも十分に楽しめる芸術の域にまで高めた第一人者だと思ってる。そういう意味ではこの人の功績がもっと評価されても良いと思うのだが皆様どんなだ?まぁ誰も異論はないだろうけど、一言で言えばクラシックギター界の伝説の巨人なのだ。

Antonio Lucio Vivaldi

「ビバルディー!」って言われても、オヤジはよく知らないのだ。でもこの辺の古典的で室内合奏団的な音楽は嫌いじゃなくて、中学生の頃にはLPレコードを借りてきて耳を傾けた記憶がある。まぁ当時は「春」ばっかり聴いてたようなもんだけどねぇ・・・。良い音で、大きな音で聴いてみたいねぇ・・・。

Astrud Gilberto

夏から秋にかけては、ボサノバですね。でもこういう音楽がとてつもなく気持ちよく感じるにはある程度年齢を重ねないとダメなのよ。20代の脂ギッシュな兄ちゃんが「ボサノバが最高!」なんて言っても似合わないし、信じる事は出来ない。「ハードロックでも聴いて汗かいてなさい!」って言いたくなるね。

・アストラッド・ジルベルトの「おいしい水」を聴いてみた

Francisco Tarrega

彼の作ったクラシックギターの名曲の数々は、中学・高校と大変お世話になりました。毎日毎日少しづつ練習して、徐々に弾けるようになる喜びは、いつも彼の作った曲と共にありました。あんなにギターに打ち込む事は、自分の人生ではもう無いだろうけど、思い出と共にずっと一緒にいる人物なのです。
*タルレガの「ラグリマ」(涙)で奇麗な音を練習した話
*タルレガの「アラビア風狂想曲」でギター部を引退した話
Jake Shimabukuro

卓越したテクニックと甘い演奏。癒されつつ感心させられる楽曲が多いのよねぇ。何よりウクレレって所が凄い。だって、あんなに小さいいだぜ!それに弦が4本しか無いんだぜ!・・・この事実!って当たり前だけど、ギターなんぞと比べたら、こんなオモチャみたいな楽器をこれだけ弾く事は驚異的なのです。

Joao Gilberto

ボサノヴァを今の形にした、って言うか、作り出したっていうか、まぁ偉大な人物。個人的にはこの人の声が好きで、一時期は、彼の声じゃないとボサノヴァっぽくないって思っていたくらい。でも、聴き逃してはいけないのは彼のギター。なんとも渋くて上手いと思う次第。余談だけど、元嫁のアストラッド・ジルベルトも大好きです。

Narciso Yepes

中学生の頃、クラシックギターのLPを買おうとすると、店にはこの人のしか売ってなかった。そして高知みたいな田舎町へも彼は演奏にやってきた。何度もアンコールに応えて、10弦ギターを弾いていた事を思い出す。とにかくクラシックギターの魅力を分かり易くした功績は素晴らしいと思ってます。まぁそれだけ。

Ravi Shankar

シタール=インドだよなぁ。まずそれだし。しかし、あんな複雑そうな楽器よく弾けるよなぁ~なんて事を考えながら、彼の演奏をよくよく聞くと、要するにシタールの演奏ってインプロヴィゼーションの世界がほとんどじゃないのだろうか?なんて事に気が付くのだ。だから本当は凄く自由な楽器なんだろうなぁ。

小澤征爾

クラシックの事は全然分からないけど、この人が指揮すればポピュラーな感じがして悪くないと思っている。この所体調を崩してあまり表舞台に出てきていないのが心配なんだけど、とにかく元気で復活して欲しい。この人が指揮すれば聴いてみたい気がするからねぇ~。なんて言いながら、聴いたCDは1枚だけだ。

小野リサ

ボサ・ノバのコード進行って結構複雑で難しいのよ。だからギターでコード押さえるのも、フォークソングを弾くようには出来ないのね。だからギター弾きながらボサ・ノバを歌うこの女性、わりと尊敬できるのね。その上この容姿でしょ?「チョイと聴いてみるか?」って事になる訳よ。んで、聴いてみると案外イイのよ。

オルケスタ・デ・ラ・ルス

サルサはいいよねぇ~。聴いてるうちに腰が浮いてきて、最後にはガンガン腰振りながら踊ってるもん。50過ぎたオヤジがだぜ。みっともないでしょ?恥ずかしいでしょ?情けないでしょ?でもサルサにはそういう魅力があるわけ。嘘だと思うなら聴いてみなはれ。絶対踊る事になるって!間違いない!


喜多郎

この人で頭に浮かぶのはやっぱりシルクロードですね。この人の音楽と石坂浩二の語りはセットなのです。って最近の若い人は知らないかな?まだシルクロードが神秘のベールに包まれていた頃に素晴らしいテレビ番組があったのです。オヤジはシルクロードに夢を膨らませてましたねぇ・・・懐かしい!

ほか
上で紹介したアーティスト達のアルバム以外にも、分類しきれないアルバムが色々とあります。興味のある方は、記事を覗いてみて下さい。よろしくね














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