エスペランサ・スポルディングの「ラジオ・ミュージック・ソサイエティ」を聴いてみた。

中でも目を引いたのがエスペランサ・スポルディング。彼女は、オヤジと女房が食べてる目の前のテーブルで、マネージャーらしき女性と2人で朝食を食べていた。
「エスペランサはん、何食べてはりますのん?」
なんて関西弁で問いかけたくなったが(←嘘です)聞くまでもなく一目瞭然。彼女はサラダとフルーツの朝食を可愛らしく頂いておりました。
で、その時感じたのだが、彼女、思った以上に華奢で小さい。
「こんなネェちゃんがあの大きなウッドベースを弾いたり、重たいエレキベースを抱えてステージを務める事が本当に出来るのだろうか・・・?」
なんて事が頭をよぎる。まぁ、実際は心配ご無用なんだろうけどさ・・・。
さて、そんなエスペランサを思い出しながらオヤジが流したのが彼女のグラミー賞受賞作「ラジオ・ミュージック・ソサイエティ」だ。以前紹介した「チェンバー・ミュージック・ソサイエティ」(←コチラです)とつい比べてしまうが、こっちの方がポップで断然聴き易い。その分、ジャズ的なアプローチや彼女独特のフレーズのアイディアは感じないが、だからと言ってダメって話じゃない。いや、コレはコレでエスペランサの別の一面を楽しめる癒しの名盤だとオヤジは思っている。
エスペランサ・スポルディングはとても器用なアーティストだ。おそらく彼女が聴いてきた音楽が非常に多彩で、それらが下地となってキッチリ体に染みついているからだろう。音楽的に少々異なるアプローチをしても個性が光り、ポップであろうが、ジャジーであろうが聴く者の心を癒してくれる。まぁいずれにしろ「ラジオ・ミュージック・ソサイエティ」、実に気持ちの良い1枚だとオヤジは思ってます。はい。
Esperanza Spalding - Black Gold (OFFICIAL)
ESPERANZA SPALDING - Hold on Me
[M;Esperanza Spalding]



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