オーティス・レディングの「ザ・ドック・オブ・ザ・ベイ」を聴いてみた。

中でも年賀状。まずはデザインを決めるのに女房とああじゃない、こうじゃないと、まぁなかなか決まらない。そして次は名簿を印刷して、喪中の人をチェックし、住所が変わった人のデーターを修正し、この1年で世話になった人物を追加しつつ、
「コイツ、もういいんじゃない?」
なんて思う奴は削除して・・・なんて作業を続け、やっと印刷となるわけだ。
で、嫌々そんな作業をやっているバックで流していたのが、オーティス・レディングのアルバム「ザ・ドック・オブ・ザ・ベイ」だ。
オーティス・レディングと言えば、名盤「オーティス・ブルー」や「ヨーロッパのオーティス・レディング」はよく聴くが、「ザ・ドック・オブ・ザ・ベイ」はあまり聴かない。正直、
「そう言えば、こんなアルバム持ってたよなぁ・・・。」
くらいだ。
今回はたまたま目に止まって流したのだが、特別な思い入れがあるアルバムではないので聴く前にちょいと調べてみた。するとこの「ザ・ドック・オブ・ザ・ベイ」は、オーティス・レディングが飛行機事故で急死した後にシングル曲の「ザ・ドック・オブ・ザ・ベイ」が大ヒットした事にレコード会社が味をしめ、過去のテイクを集めて作った追悼アルバムなのだ。そんな寄せ集め的なアルバムのせいか、オヤジみたいにソウル・ミュージックに疎い人間でも、少々チグハグな選曲のように感じないでもない。でも、彼お得意の『ガッタ・ガッタ!』と絞り出すような歌声は十分聴けるし(←RCサクセションの忌野清志郎がマネしてたやつね)、何と言っても1曲目の「ザ・ドック・オブ・ザ・ベイ」は、
「この1曲を聴くためにこのアルバムを持っているのだ。」
そう言っても過言ではない程の名曲だ。そんな訳で、チグハグとは言いながらもそれなりに楽しめる1枚で、オーティス・レディングという大物のオーラは十分に感じる事が出来た。
そうそう、結局年賀状は途中で嫌になり、全く出来上がっていない。
「来週末が勝負だな!」
なんて言い訳しながら、現実逃避している。困ったもんだ。
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Otis Redding - (Sittin' On) The Dock Of The Bay
オマケにコレも貼っておきます。こっちの「ザ・ドック・オブ・ザ・ベイ」は楽しくて大好き。途中、CHARの奏でるギターのアドリブは秀逸なり!!
Sittin' On The Dock Of The Bay | Playing For Change
[Music Otis Redding]



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NO SUBJECT
年賀状はなんかめんどくさいですよね
メールだけですませる時代がいつ来るのやら。
「ドック・オブ・ザベイ」は晩年といっても26歳くらいで 声の迫力が衰えているみたいですね。
飛行機事故さへなけらばR&Bの歴史も変わったでしょうね。
オマケの画像も十分楽しめました♪
>ひるのまり様
気が付かなかったです。
しかし、26歳で晩年って言われるのは辛いモノがありますね。確かに彼が長生きしてたらR&Bの歴史は大きく変わっていたと思います。
僕は本体よりもオマケの動画の方が好きですね。
何と言うか、楽に聴ける(笑)
オーティス
>ヌコヲヤヂ様