ヴァン・ヘイレンの「炎の導火線」を聴いてみた。

で、年末になると必ず、
『掃除するのに気合が入るアルバムは?』
みたいな記事を書いてきたが、今回もソレ。脱衣所にラジカセを持ち込み、カビキラーの臭いにフラフラしながら聴いたのがヴァン・ヘイレンのデビューアルバム「炎の導火線」だ。
ヴァン・ヘイレンの魅力は攻撃的で圧倒的なギター・テクニックを駆使したサウンドに『こいつアホじゃないの?』って思える能天気なボーカルが乗っかって、明るいアメリカン・ロックを聴かせる点にある。だからオヤジは掃除のBGMに採用したのだが、聴いてるうちに胸に熱いモノが込み上げてきた。
その理由を説明すると、そもそもオヤジが初めて「炎の導火線」を聴いたのは高校1年生(1978年)の時。(←その辺の話はコチラです)以来、ヴァン・ヘイレンは大好きで何枚ものアルバムを聴いてきたが、この「炎の導火線」は、その後の音楽的には最高であった80年代の洋楽(←あくまでもオヤジが勝手に思ってるだけですよ)のエッセンスがチラチラ感じられ、ロックの歴史の中でも非常に重要なアルバムである事に改めて気が付くのだ。
初めて耳にしてから36年の月日が流れ、ヴァン・ヘイレンがこのデビューアルバムを皮切りに、その後の音楽シーンに様々な影響を与えた事を思うとオヤジは、
「お前ら、出て来た時は汚いロックバンドだったのに、立派になったもんだわねぇ・・・。」
などと、不良学生が社会に出てキチンとやっているのを喜ぶ教師のような気持ちになり、熱いモノが込み上げるわけだ。
・・・とまぁそんな訳で、感無量の思いで風呂掃除をやってたオヤジです。いや~~ホント疲れるわ。
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Van Halen - You Really Got Me
[M;Van Halen]



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You really Got Me
>ヌコヲヤヂ様
懐かしすぎて呆然とします。
僕も昔あのフェリーで大阪まで行った事があります。
あれは何だったんだろう・・・?
思い出させてくれて、ありがとうございます。いやはや。
フェリーかつら
>ヌコヲヤヂ様
貴殿もそうかと思いますが女房とは全く異なる環境で小学校から高校卒業まで過ごしたので、昔の事を話しても、女房に驚かれる事が多いです。
山でカブトムシ捕まえたとか、川で泳いだとか、自転車通学があたりまえとか、学ランにスニーカー履くのが当然とか、電車じゃなくて汽車って言うとか・・・。
いつも、呆れられてますわ(笑)。
NO SUBJECT
大晦日に突入です。
年末年始を海外で 過ごすのが夢ですね~
都会の下町育ちは そういった自然豊かな場所にあこがれがあるんです。
ウチは梅田から一駅なんですが 寂れた都会なんです。
>ひつのまり様
返事が遅くなり申し訳ありません。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
僕も年末年始の海外ってのには、憧れますね。
まぁ、あと10年ぐらいは無理だと思いますが・・・。
NO SUBJECT
今年もよろしくお願いします。
オヤジさんのクスッと笑えてしまう記事を今年も楽しみにしてますよ(笑)
VAN HALENのアルバムで一番聴いたのは「1984」ですが、一番好きなアルバムは1stですね!ライブのような生々しいサウンドが堪りません!
ぶらうん佐藤様
今年もよろしくお願いします。
あ、僕も「1984」はかなり聴いてますよ。
脂ののり切った良い時期のアルバムだと思います。