エア・サプライの「ザ・デフィニティブ・コレクション」を聴いてみた。

「そういえばこんなアルバムあったよなぁ~でも、全く頭に残ってないぞ。」
なんて思うアルバムに時々出くわす。エア・サプライのベスト・アルバム「ザ・デフィニティブ・コレクション」もそんな1枚で、記憶にあるのは10年以上も昔、中古CD店でジャズ系のアルバムを物色していた時に、ついでに購入した事だ。
「何故、ついでに買ったのよ?」
って聞かれそうだだが、単に『安かった』というのと、エア・サプライというバンドに妙な懐かしさを感じたからだ。
エア・サプライはオヤジが大学生だった1980年代、街を歩くと必ずメロディーが聴こえてくる程メジャーなバンドで、当時大流行だったAORの、特にバラード系の曲では絶大な人気があったと記憶している。
夜中にテレビの洋楽番組を眺めていると必ず彼等の曲が流れ、
「世の中、こういう曲が流行ってるのかねぇ?俺はあんまりピンとこないけど。」
なんて、生意気な事を当時は呟いていた記憶がある。
さて、話を「ザ・デフィニティブ・コレクション」に戻すが、残念ながらこのアルバム、一度も聴いた記憶が無い。そんな訳で、
「目に付いたのも何かの縁、一発聴いてみるかな?」
てな事になり、結構真面目に全編聴いてみたのだ。
まず感じたのは、それぞれの楽曲の質の高さ。じっくり聴くと、非常によく考えて作られた曲が多い。懐かしさも感じたが、それよりも、
「こりゃ~なかなかのモンだわ・・。」
なんて、感心する事の方が多かった。
海を思わせる爽やかなサウンドにハイトーンのボーカルが乗っかるという、ある意味、80年代の定番的サウンドかも知れないが、アレンジが上手いのと、オーストラリアのグループという特徴からか、アメリカの西海岸辺りの音よりも、より乾いた音のようなイメージがある。・・・とまぁ、そんな細かい話をしてもしょうがない。結論を言えば、エア・サプライのサウンドは今聴いても実に気持ちが良く、ロマンティックである事だけは確かだった。まぁ、オヤジが思うに、このアルバムの正しい聴き方は、何も考えずに、缶ビール片手に、昼寝がてら・・・そういうのが一番良い。オーストラリアの青い海の夢が見られるような気がするからねぇ・・・。
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NO SUBJECT
エア・サプライ懐かしいです!僕は中学生の時に好きな女の子がエア・サプライやシャカタクが好きで薦められて聴きました♪おっしゃるとおり爽やかなサウンドで気分もスッキリします。オヤジさんが言うとおり何も考えずビール片手に昼寝がてら聴くと気持ちいいでしょうね♪
>ぶらうん佐藤様
ナイト・バーズなんて耳にタコが出来る程聴いた記憶があります。
いや~~、懐かしい。