エマーソン・レイク・アンド・パーマーの「恐怖の頭脳改革」を聴いてみた。

で、そのキース・エマーソン。死因は鬱病による拳銃自殺と伝えられ、オヤジは鬱病の恐ろしさを感じる一方で、
「いくらなんでも死ぬことはないでしょう。」
なんて思った次第。それでなくても、ちょっと前にイエスのクリス・スクワイアが死んで寂しい思いをしているのに・・・って、イカン、イカン。話が暗くなってしまった。方向転換してアルバムの話を始める。
まずは、数あるEL&Pの作品の中で、何故オヤジがこの「恐怖の頭脳改革」を選んだのか?だが、理由は簡単。彼等のアルバムの中で、オヤジが最も聴いたのがコレだからだ。
「じゃぁ、何故「恐怖の頭脳改革」を一番聴いているのか?」
を説明し始めると、そこからは、超個人的な思い込み話になるが、まぁ聞いて欲しい。
そもそもオヤジはEL&Pというバンドの音楽に、以前から気持ちの悪さを感じている。延々と続くキーボードの楽曲は、クラシックの影響が色濃く、そこにハモンド・オルガンの音色が多用されているせいか、曲の緊張感も相まって、妙な不気味さを感じるのだ。
そんな中で「恐怖の頭脳改革」は、言っちゃぁ悪いが、“まだマシ”で、超有名盤の「展覧会の絵」なんかに比べると緊張感が薄く遊びを感じる。だから他のアルバムに比べて疲れないし、いくぶん聴き易い。つまり、EL&Pをガチで聴く事を避けてきた結果として「恐怖の頭脳改革」を一番聴いているわけだ。
今回聴いても感想は同じ。EL&Pの本領というか、これぞプログレというような変拍子がある一方で、
「これってプログレじゃないよねぇ。」
って言いたくなるような曲もあり、キーボードは中心でずっと鳴っているが、ギターが鳴る曲もあり、楽曲はバラエティーに富んでいる。
「やっぱりコレはいくぶん聴き易いな。これからもEL&Pに関してはストライクゾーンをちょっと避けた聴き方をしていこう!」
などと、改めてヒネクレた事を考えた次第。スイマセンです。
アーティスト別過去記事検索へ <洋楽編> <邦楽編> <ジャズ・その他編>
[Music ELP]



- 関連記事
FC2タグ : エマーソン・レイク・アンド・パーマー 恐怖の頭脳改革 |
Category: Progressive | Comment(0) | Trackback(0) | top↑ |