パット・メセニー・グループの「The Road To You」を聴いてみた。

「ノンビリ休むどころか、疲れたぞ!」
なんて状態になっている。
でも外人みたく、保養地で何の予定もなく数週間過ごすバカンスなんて、どう考えてもオヤジには出来ない。予定がないと落ち着かない。終日ノンビリ過ごすにしても、前日から『明日は一日ノンビリ過ごす予定!』と予定しておかないとダメで、ある意味“典型的な日本人”なのだ。
そんな調子だから休みの間もマメに音楽を聴いた。ロックやらジャズやら80年代のニューミュージックやら色々と流したが、一番良かったのがパット・メセニー・グループのアルバム「The Road To You」だ。約3年ぶりだったが、元々大好きなアルバムのせいか、いつ聴いても魅力は褪せないと感じる。
ちょっと調べてみると「The Road To You」は1991年リリースで、既に発売から25年以上も経っている。でも、古臭さは一切なく、逆にライブの臨場感と高揚感はそこらのライブアルバムなんぞ足元にも及ばない。
オヤジは、
「パット・メセニーのアルバムで何が一番好きか?」
と聞かれると、迷わずこの「The Road To You」を挙げる。理由はパット・メセニーのギターを筆頭にグループの全ミュージシャンがテクニックを遺憾なく発揮し、全曲ベストプレイと言えるほど演奏のクオリティーが高い。また、聴き込むほどにアルバム全体を通してこのグループが持つ独特の世界がライブ会場の空間隅々にまで広がっているのが感じられる。そして、決定的なのは音が良い事。全楽器がバランス良く聴こえるので、楽曲の美しさを感じると同時に、楽器の細かい音まで繊細に耳に入ってくる。・・・って、少々褒めすぎの感もあるが、それだけ凄いアルバムだとオヤジは思っている。
お盆休みに何処かへ出かけるのも良いが、家で畳に寝っ転がって、ヘッドフォンのボリュームいっぱいで「The Road To You」の世界に浸るのも、また正しい夏の過ごし方だとオヤジは思った次第。
皆様、どう思う?
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