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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~
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ビーチ・ボーイズの「ペット・サウンズ」を聴いてみた。

2017.07.02 Sun
ペット・サウンズ ちょっと前の記事にも書いたが、このブログは、アーティストの代表作的なアルバムの記事がいくつか抜けている。こうなったのは、オヤジの性格がひねくれてるのか、単に馬鹿なのか、いずれかだろうが、気が付いたらついたで気になるもので、最近は様々なアーティストの代表作をマメに聴いている。今回はそんな1枚で、ザ・ビーチ・ボーイズの名盤「ペット・サウンズ」のお話だ。
 オヤジがこのアルバムを知ったのは80年代の半ば、大学生活が終わろうとしている頃だった。当時のオヤジは、音楽的にギンギンに突っ張ってた時期で、ビーチ・ボーイズを流して喜ぶような学生ではなかった。その上、あの頃オヤジが彼等に持っていたイメージは、サーフィンとか西海岸とかで、この「ペット・サウンズ」の中身とは全くちがう。
「んじゃ、どうして聴いたのか?」
 って話だが、当時マスコミで何故か頻繁に「ペット・サウンズ」が取り上げられたように記憶している。やれ『有名ミュージシャンが衝撃を受けた』とか『今に続く洋楽のルーツはこの1枚にある』だとか、まぁそんな話題だったと思うが、ミーハーなオヤジはこの話にすぐ飛びついたわけだ。
 早速レンタルレコード店で借りて聴いたが、感想は、
「はぁ??普通じゃんコレ・・・」
 とまぁ、そんなもんだったと記憶している。そしていつしか「ペット・サウンズ」はオヤジの中で“お蔵入り”となり、あまり聴かないアルバムとなってしまった。
 ところが、今回久しぶりに真面目に「ペット・サウンズ」を聴いて、オヤジは80年代にこのアルバムが再評価された意味が分かったような気がしている。
 まず、「ペット・サウンズ」はある程度の音楽的バックグラウンドが無いと理解出来ないアルバムで、それが無いと入り込むのに時間がかかり、場合によっては門前払いをくらう。だから、60年代から80年代にかけて洋楽がどう進化してきたかの概要が頭になかった当時のオヤジには、66年発売のこのアルバムが80年代に持ち上げられる理由を理解するのは無理だ。
 あれから30年もの時間が経過してやっとオヤジが解ったのは、当時の「ペット・サウンズ」の評価は、いわゆる音楽通と呼ばれるような人々が、ずっと洋楽を聴いてきた人にしか分からないこのアルバムの核心部分の快感に気付き、その快感が60年代にあたかもノストラダムスの大予言の如く仕込まれていたという驚きにあったとオヤジは考えている。
 ・・・って、何やら意味不明な話をしてしまったようで・・スマン、スマン。

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青春18きっぷのポスターに思う昭和

2017.06.24 Sat
18切符
 先日、散歩がてら高知県立文学館へ行ってきた。この文学館は、高知城のお堀の内側に建っているうえに、50名以上の高知の文学者たちを、時代やテーマごとに紹介した展示がメインで、目立たないけど土佐の観光名所の一つと言ってよい。
「観光客でもないのに何故そんな所へ?」
 って思うだろうが、今回オヤジが見に行ったのはこれらの常設展示ではなく、期間限定の企画展示。文学には全く関係ないが、『青春18きっぷ・ポスター紀行』なる無料展示が見たかったのだ。(←無料だから見たいのではないよ)
 この企画は、青春18きっぷの懐かしいポスター73枚を撮影場所の路線地図と共に展示したもので、特別な鉄道ファンでないオヤジのような人間が見ても心を奪われる。自然の中を行く列車と風景が一体となった1枚や、哀愁を感じる駅の改札をアップにした1枚、若い旅行者の表情をとらえた1枚と、どのポスターも胸に迫る。そして、全てのポスターからは強烈な旅情が感じられるのだ。
「おぉ!俺も駅弁とワンカップを手に各駅停車の旅に出よう!」
 などと馬鹿オヤジはすぐに考えるが、一方で真面目にこれらのポスターを見て思うのは、
「日本には、自分が若い頃に抱いたJRの旅そのままの風景がまだたくさん残っているんだ・・・。」
 って事。副題に『JR「青春18きっぷ」ポスター26年の軌跡』とあったので、すべて平成に入ってからの作品だが、オヤジはこの企画展を眺める間、ずっと昭和を感じていた。
いい日旅立ち そして、頭の中で流れていたのは恥ずかしながら山口百恵の名曲「いい日旅立ち」
「ベタ過ぎるやろ!」
 って言われそうだが、そうなんだからしょうがない。まだJRが国鉄だった頃、旅のキャンペーンソングで一世を風靡したこの名曲以外、オヤジの頭に浮かぶ曲なんてない。
 そんなわけで、家に帰って早速「いい日旅立ち」を流してみたけど、何と言うか、涙が出そうになる。
「俺って年取ったよなぁ・・・」
 とか、
「まんまと谷村新司の術中にハマッてるなぁ・・・」
 なんて思うが、良いモノは良い。とにかく、あの山口百恵が歌うのだから、どうしようもない。彼女の少々上目遣いで訴えるような目と少し厚い唇、アイドルにしては妙に落ち着いた声で、
『ああ~~♪日本のどこかに~~♫私を待って人がいる・・・・。』
 なんて歌われたら胸が熱くならない方がおかしい。まぁ、久しぶりに聴いたので感動が大きいのかも知れないが、こういう名曲はオヤジの中に列車の風景と共にずっと持っておきたいと思った次第だ。
 さて、「いい日旅立ち」で感動に浸ったオヤジの頭に次に浮かんだ曲がある。同じく列車とか旅とか昭和からの連想だけど、こっちの“昭和”はオヤジが生きた昭和ではなく、オヤジが生まれる前の“昭和”。今から60年以上も昔の曲で岡本敦郎「高原列車は行く」だ。
高原列車は行く「なんでこんな古い曲知ってるんだよ?」
 って言われそうだが、当然この曲がヒットした頃(←1954年)オヤジはまだ生まれていない。でも、大学生の頃にテレビの懐メロ番組で初めて聴いて、
「なんて能天気な歌なんだ!」
 と衝撃を受けた記憶がある。以来「高原列車は行く」藤山一郎の「東京ラプソディー」や「丘を越えて」に並ぶ昭和能天気歌謡の代表作だとオヤジは考えている(←決して悪い意味ではないのだよ)
 とにかく歌に合わせて拍手をすればとても楽しく、只々幸せで憂いも陰りもない。そして、この曲のメロディーとリズムからは、戦後の厳しい時代を抜け出しつつあるパワーと明るさが感じられ、聴く者を元気にさせる。一方で歌詞は美しく、高原の白樺林や、いで湯の里の風景が頭に浮かぶ。久しぶりにYoutubeで聴いたが、今回のポスター展を見なかったら絶対に思い出さない1曲で、今度カラオケで絶対歌ってやろうとオヤジは密かに考えている。(←周りが引くだろうなぁ・・・)
 さて、久しぶりにしょうもない長い文章をダラダラと書いてしまったが、ブログ復帰後のリハビリには丁度良いのかもしれない。ただ、付き合わされる方はたまらないと思う次第。以後気を付けますね。ではまた。

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山口百恵 「いい日旅立ち」


高原列車は行く 岡本敦郎





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シュローダーヘッズの「シナスタジア」を聴いてみた。

2017.06.17 Sat
シナスタジア オヤジは、ブログの原稿を書いたり、ネット上の様々なHPに目を通す時に、ほぼ100%の確率で音楽を流す。家でパソコンに向かうのに、BGMがないとどうも落ち着かないのだ。
 ただ、このBGMの選択が難しい。よく聴く大好きなアルバムだと気が散って作業に集中出来ず、
「気が付くと一緒に歌ってました~!」
 なんて事になるし、逆に興味がないアルバムだと、ふと音楽が耳に入った時に、
「何故俺はこんなアホみたいなアルバムを流しているのだ?」
 なんて思ってしまう。
 そんなわけで、いつも作業用BGMには頭を悩ますのだ。それでもオヤジが乏しい脳味噌で考える作業用BGMのイメージは、
『普段聴かないアルバムで、気が散らない程度に良い音楽である。』
 とまぁ、そんな感じだ。
「そんな都合のいいアルバム無いよ!」
 って言われそうだが、先日結構イイ線いってるのを見つけた。シュローダーヘッズ「シナスタジア」だ。
 さて、ここからはオヤジの独断と偏見に満ちた意見なので、
「そんな事ないよ!」
 って思った方は読むのを止めてもらって結構なのだが、とにかく、この「シナスタジア」、メロディー楽器はピアノ(←大きく言えばキーボードだけど)だけで、コレがずっと流れている。リズムが激しい曲もあるが、あくまでもピアノがメインで、ドラムやベースが目立った事をしないので、結局耳はピアノを追いかける。そしてそのピアノが奏でるメロディーは、とても気持ちが良いが、あまり印象に残らない。でも旋律に個性があるのが妙に不思議で、聴いていて“つまらない”わけではない。その辺の微妙さが丁度良いのか、作業中に音が耳に入ってくると、
「お!いいねぇ~」
 とは思うが、それ以上手が止まらず、気が散る事もない。
 そして、最大の特徴は何故か“音が悪い”って事。ピアノが前面に出てはいるが、楽器全体の音が混然となって出てくるので、細かい点に気が付かない。
「音が悪いのは欠点だが、作業用BGMとしてはOKだわ。」
なんて変な事を考えてしまった。
 いずれにしろ、「シナスタジア」は貴重なアルバム。パソコン作業中には今後も活躍してもらいたいと思っている。

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Schroeder-Headz - Blue Bird


 
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