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土佐のオヤジの音楽昔話 ~ あの頃の曲を聴いてみた ~
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ジョアン・ジルベルトの「声とギター」を聴いてみた。

2016.09.02 Fri
声とギター 若い頃に比べると、食の好みが随分と変わった。誰でもそうだろうが、昔は肉や揚げ物を好んだが、最近は旬の野菜が美味くてたまらない。この年齢になると、ご飯のおかずにも、酒のツマミにも、旬の野菜料理がなくてはならない存在となってしまった。
 で、この野菜、我家はほとんど産直の店で購入する。高知には産直品を扱う店や市があちこちにあり、スーパーで買うよりも新鮮で安いのだ。また無農薬のモノが多く、体に良くて美味い野菜が簡単に手に入る。
 先日も、自宅から20分程車で走った所にある産直店へ出かけた。野菜と果物を爆買いする女房を横目に、店内をフラフラ見物していた時の事、ある棚の『オーガニック商品コーナー』なる看板が目についた。その棚には様々な野菜が並んでおり、横に『この棚の商品は化学肥料を使わず、主に有機肥料で育てたモノです』なる説明書きが添えてあった。
「オーガニックねぇ・・・この言葉、少し前に随分流行ったねぇ・・・。」
 なんて思いながら、ふと、
「そういえばあの頃、オーガニック・サウンドってのも話題になったわなぁ・・。」
 なんて事を思い出した。
オヤジは『人工的な音の装飾を排除した生に近いサウンド』って理解していたが、当時、
「まぁ、こんなのだろうなぁ・・。」
 って頭に浮かべつつ聴いていたのが、ジョアン・ジルベルトのアルバム「声とギター」だった。
 このアルバム、タイトル通りすべての曲が、彼の歌とギターだけで録音されており、非常に素朴で美しい。年齢を重ねてからのジョアン・ジルベルトを楽しむには持ってこいの1枚だと思っている。
 今回、久しぶりに流してみたら、あまりに気持ちが良くて、3曲目辺りで爆睡してしまった。オーガニック云々以前に、夏の午後の何とも言えない気怠さを感じつつお昼寝ができるアルバムとして皆様にお聴き願いたい。今日はここまで。

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声とギター



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シン・ゴジラと今日の1曲

2016.08.30 Tue
シンゴジラ 遅ればせながら、話題の映画「シン・ゴジラ」を観てきた。
「で、どうだったか?」
 って言うと、とてつもなく感動した。
「よくこんな映画作ったよなぁ・・・。」
 である。
 とにかくこの映画、ゴジラだけが嘘で、他は全部本当って思わせる所が非常に怖くて面白い。
 ゴジラに破壊される東京の街並みがリアルなのは勿論、逃げ惑う人々がリアルで、過去の怪獣映画みたいに、
「あっ!ゴジラだ!」
 なんて恐怖顔して指さす人間なんて一人もいない。ゴジラから遠い人々は、皆スマホをかざして撮影に夢中だし、近い人は逃げるが、その方向がバラバラで、全員がカメラの方向に向かって逃げてくるなんて事はない。腰が抜けて動けない人や、呆然と見上げて巻き込まれてゆく人もいる。不謹慎だが、東日本大震災の津波から逃げる人々の映像と重なり、
「実際はこうだろうなぁ・・・。」
 なんて思い、非常に怖いのだ。
 一方、ゴジラを迎え撃つ政府は?と言えば、コレもリアルの塊。難しい法律用語が機関銃のように飛び交うが、法律の解釈、指揮命令系統、総理大臣の権限、自衛隊、諸外国との折衝とまぁ、こっちも、
「こうなるんだろうなぁ~」
 って思う部分が満載である。
 オヤジは「シン・ゴジラ」が話題になっているのは知っていたが、事前情報がほとんど無かったので、知識ゼロでの鑑賞だったが、それが幸いしてか、終盤では涙が出そうなくらい感動してしまった。そして、絶対に続編が出来そうな結末。
「早く次が見たい。この後どうなるんだよ。おい!」
 って、こんなに思う映画は最近では珍しい次第だ。

 さて、ゴジラ話はこの辺にしておいて、前回から始めた個人的名曲の紹介をしたい。
 今回は、クイーンのアルバム「ライブ・キラーズ」より「ラヴ・オブ・マイ・ライフ」を取り上げる。
クイーン(ライヴ・キラーズ)3

 「ラヴ・オブ・マイ・ライフ」はクイーンというバンドに不動の地位を与えたアルバム「オペラ座の夜」に収録されたバラード曲で、個人的に『実にクイーンらしい』、もっと言えば、『フレディー・マーキュリーらしい曲』だと思っている。
 この美しいバラードを朗々と歌い上げるフレディーには、いつも感動させられるが、特に今回聴いたのはライブ盤であり、フレディーが観客と一緒になって「ラヴ・オブ・マイ・ライフ」を歌う。その辺が背中ゾクゾクのポイントで、聴きどころだ。
 しかしまぁ、「ラヴ・オブ・マイ・ライフ」なんて曲名、恥ずかしげもなくよく付けるもんだなんてオヤジは思う。曲名だけ聞くと越路吹雪とか美輪明宏が頭に浮かぶもんね・・・とまぁ、その辺は日本人の悲しいところだけどさ。
 いや、話がそれたが、「ラヴ・オブ・マイ・ライフ」、名曲だと思っています。

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Queen - Love of my life


『シン・ゴジラ』予告


『シン・ゴジラ』予告2



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久しぶりの更新。

2016.08.25 Thu
pigumon022

 ブログの更新が滞っている。PCの調子が悪くて記事を書く気がしないのもあるが、それ以上に、様々なアルバムを聴いてもすぐに感動が冷めてしまう。
「ひょっとしたら、コレが年寄りになるって事なのか?」
 なんて思い、愕然としているのが最近のオヤジだ。なんとも情けない話だが、
「んじゃぁ、どうすればよいのだ?」
 と、乏しい脳味噌を使って色々考えた結果、相変わらず音楽には関係のない世間話や日常生活の話をしながら、感動した1曲だけを取り上げる記事を書こうと決めた。
以前からこのブログで、
『アルバムの中の細かい曲の話をするのは好きじゃない』
 って言ってきたにも拘わらず、モロ方針変更である。
 でもまぁ、元来自分勝手なブログなので、
「この辺で気分転換がしてみたい。」
なんて思った次第で、ご勘弁願いたい。並行して、従来通りアルバムの話も書いてゆくつもりなので、皆様、今後ともよろしくなのだ。


 で、早速今日(2016年8月24日)の1曲だけど、キャノンボール・アダレイのアルバム「キャノンボール・アダレイ・クインテッド・イン・シカゴ」から『アラバマに星落ちて』だ。
キャノンボール・アダレイ・クインテット・イン・シカゴ2

 オヤジはアラバマ州って所がどんな場所か、皆目見当がつかないが、この曲から想像するに、空気が乾いていて、田舎で、黒人が多くて、砂漠があって、当然夜空に星がまたたいて・・・・と。まぁ、コレが正解なのかどうなのかは知らないが、彼がアルトで淡々と奏でる『アラバマに星落ちて』の主旋律は、ジンワリと心の奥底に染みわたり、勝手なアラバマの風景をオヤジの中でどんどん膨らませてゆく。変に凝ったジャズなんかより、ずっと聴き応えがあり安心できるので、ジャズを敬遠する人間でも、嫌いだとは絶対に言わないであろう1曲だとオヤジは思っている。
『音楽ってのはテクニックなんかじゃない、歌心がすべてなんだよなぁ~。』
 って感じる名演であり、南国土佐の蒸し暑い夜も、『アラバマに星落ちて』と1杯のウィスキーがあれば、少しは過ごしやすいと思うのだ。

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Stars Fell on Alabama - Cannonball Adderley


 
[Music Cannonball Adderley]

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